「転職」に対する反応① の続きです~~
「転職」という言葉が出た瞬間、
何も聞かずに
「あかん!!!」
と言い放った義母。
一瞬場はしーーーーーんとなりました。
夫はすぐに「いや、情報を見てるだけやで」と言ってましたが。。
義母は夫の育った環境 でも書いたんですが、
会社の役員までやったバリバリのキャリアウーマンだったんです。
彼女はずっと働いていたのですが
だんなさん(義父)はアーティスティックな自由人だったので
お金には苦労したよう。
あかん!!!!には
正直私も面くらったんですが、次の瞬間、
「あーー息子に苦労してほしくないんだな」
と、すぐ真意を理解しました。
転職は今や当たり前の時代。
1つの会社で勤め上げるなんて一昔前の話。
とも思うのですが、
「とにかく安定を。転職なんてとんでもない」
というのは苦労した義母だからこそ出る言葉。
うーん、でも正直1%(いや10%、いや50%か・・・)はあるかな、
本当に転職しようと思った時に揉めるのめんどくさいなーという気持ち。
でも、夫は自分の人生は自分で決めると思う。
1つ目の大学を1年で辞めたり苦労をかけたから、
これ以上心配させたくないという気持ちはあるだろうけど。
それでも、夫は自分の人生は自分で決めていく人だろうと信じています。
私もそうでありたい。
実は教員をやめるということ、
ほのめかすだけでうちの親は嫌な顔をします。
せっかく大学院まで行ったのに。
せっかく10年もやったのに。
せっかく安定の仕事なのに。
これらはまー――正直めちゃくちゃうっとうしいけど、
よく考えると
彼らの愛情から生まれる言葉。
愛情の伝え方を知らない彼らは
「信頼」ではなく「心配」という形で発してしまう。
それはしかたないこと。そういうふうに育ってきたから。
でも、私はそれが
いかに愛情を伝えるのに良いやり方ではなくて
時に逆効果になることもよく知っているから、
自分の子にそれはしないと決めています。
愛情は心配じゃなくて信頼という形で伝えたい。
「あなたなら大丈夫」と伝えたい。
時には黙って見守るという場面も出てくるでしょうね。
ということで、愛情を伝える方法は本当に大事。。。
と思った出来事でした。