息子(小4)、空手を習い始めて1年・・・・・

 

 

 

悩みが出てきて、ここ1か月くらい時々口にしていました

 

 

 

 

「昇段試験、受かると大変・・・」

 

 

 

 

 

つまり。

 

 

段が上がってしまうと

 

練習のリーダーをやらされるようになり

 

覚えることが増えて

 

負担が増える(しかも間違うと怒られる)、

 

いやだ~!!!!

 

 

 

ということらしいです。。

 

 

 

 

私としては

 

習い事は

「楽しくてその時間が好きなら良い」

と思っているので

 

 

覚えることが増えてしかも怒られるから

段が上がるのはいやなんやね~

 

でも先生からは試験受けろと言われてそれがプレッシャーなんだね~~

 

 

と、いつもの「能動的な聞き方」に徹していたんですが

 

彼の中ではなかなか結論に至らなかったようで・・・

 

先生に相談したい!と言い出しました。

 

ほう。行ってみ行ってみ!!

 

 

 

ある日の練習後、彼は勇気を出して先生の元へ。

 

 

一通り話を聞いてもらった後、

 

(少し離れたところから見ていましたが

しどろもどろで

全然まとまってない話し方でした。

でも先生はじっときいてくれていました

 

先生は息子の肩を抱き、言いました。

 

「〇〇よ。

空手道は、『道』なんだよ。

『道』だから、どんな速さで進んでもそれはその人の道なんだよ。

うちの部屋も、

毎日通ってる人もいれば、

週に1回とか、月に2回とかの人だっている。

それはどっちが良いとかじゃない。

走っていったって休憩しながらだって、その人の自由だから。

〇〇のやり方で、進めばいいんだよ」

 

 

 

 

 

うわーーーー。

 

 

私、ちょっと感動して泣きそうになってしまった。

 

ふと息子を見ると泣いてる。

(親子。笑)

 

プレッシャーから解き放たれたのと、

今の自分のままで進めば良いと言われたことで

ほっとしたんでしょうね。

 

「それぞれの『道』だから」ってなんてすてきな考え方なんだ!

 

その人のありのままを受け入れ、

 

進み方も任せる。

 

イエナプランじゃんびっくり

 ※ドイツで発祥、オランダで広まった教育の形。

  最近では広島県福山市での導入が決まったことで話題。

  個別の発達段階に合わせて学習計画をそれぞれ作って進めていく。

  異年齢集団、話し合いの時間を重視。

 

日本は

むかしむかしから

その子その子の学び方に任せるという教育が行われていたんじゃないか~~~~

 

いつから横並びになってしまったのだろうか?

(と、また脳内ざわざわ。笑)

 

 

 

帰宅後。

 

「ママ!携帯かして!!

空手の型がyoutubeにあるから見たい」

 

えーーーー!

 

なんと覚える気になったらしい!!

 

これまでの数か月、

「覚えるのいや」としか口にしていなかったのに・・・!!

 

すごいな。わかりやすくやる気スイッチ入ったらしいです。笑

 

 

先生に受け入れられたことが大きかったんだな。

 

やっぱり「昇段試験受けろ」

このメッセージは

彼には

「今のままじゃだめだぞ」

というメッセージに置き換えられていたもよう。

(特にHSCには恐ろしくプレッシャーに感じられてしまいます)

 

それが

話を聞いてもらって

 

「そのままで良い、〇〇のペースで」と言ってもらえて

 

安心したんでしょうね。

 

そしたらやる気スイッチがON!!

 

やる気スイッチっていう言葉きらいなんですが笑

(なんかコントロール感があって。。)

 

 

スイッチが入るってこういう状況なんだなあー

 

なんだかとてもすてきな瞬間を見届けることができました・・・

 

肯定も否定もせず

話を聞いてくれた先生に感謝!ですおねがい

 

迷わずいけよ、いけばわかるさ・・・ですね!!

(最後にイノキで締めてみました。笑)