今年になってしばらく自分の方向性がわからなくなっていてモヤモヤ期だったのですが

夏を越えて抜けた感があります。

 

きっかけは2つ。

手相を見てもらったことニコ

そして、アンジェラアキの「手紙」を久々に聞いたこと。

 

手相を見てもらったとき、

私はまず初めに

「二重感情線がある」と言われました。

愛情が普通の人の2倍あるんだそうでびっくり

 

その時は子供たちが一緒だったので、

子供たちに「お母さんやさしいでしょう?」とその人は言っていました。

あとでネットで調べたら「人に愛情を持ちやすく浮気に至りやすい」ということばかり出てきましたがチュー

 

 

今まで私は自分の熱軸(燃えるポイント)が「伝える」ことだと思っていました。

「わかりやすく伝える」ことが好きで、そこに自分の使命があると思っていました。

 

英語の授業の例で言うと、

文法事項の説明だったら

このくらいの学力の子だったらこういう説明がすっと入りそう、等考えて

説明のしかたや定着しやすい授業の展開を考える。

 

これはやりがいのあることではあったのだけど

学力下位の子たちを担当したときに、ふと立ち止まってしまいました。

勉強したくない、という子に対して、

どうにかわからせようとすることに意義が見いだせなくなっていたのです。

ニンジンが嫌いな子になんとかごまかしながら無理やり食べさせるような。

なんでそんなことしなくちゃいけないんだろう。

 

一方、好きな子は勝手に食べますにんじん

「わかりやすい授業」という意味では、こちらの工夫はあまりいらないのです。

 

教員の役割って何なんだろうと思い始めました。

ここからモヤモヤ期の始まりです。

 

1学期いっぱいモヤモヤして、

もう教員生活も潮時かな、とすら思っていました。

 

そして、手相の話に戻りますが。

言われたことをしばらく考えていてぱっとひらめいたのが。

 

私が使命だと思っている「伝える」って、

内容を伝えるんじゃなくて、

「愛情を伝える」ことなんじゃないの?ということ。

 

英語が得意な子も苦手な子もいる。

でも現状、英語は全員勉強しないといけない教科。

うちの学校は「英語力アップできます」が売りの1つなので、

苦手だけどできるようになりたい子も多い。

 

そんな状況の子たちに対して、

「愛情を持って授業をする」

のではなく、

 

これからは

「私の愛情を伝えるために良い授業をする」

 

ことに決めました。

 

この2つ、同じようでかなり違います!!

 

目的は愛情を伝えることで、授業は手段。

わかりやすく、定着しやすく、モチベーションが上がる授業を目指す姿は、あなたたちをサポートしたい、応援してる、というメッセージ。

 

そして、

私の存在意義は「愛情を伝えること」

ということにしたので

(とりあえず!)

行動にも変化が出てきました。

 

とにかく生徒や同僚に話しかけるようになったし(親業役立ってます✨)、

知らない人にも笑顔であいさつするようになりました。

これが私のありたかった姿だなあと感じています。

 

 

長かったモヤモヤ期、とりあえず一区切り音譜

また入るかもしれないけど、しばらくはこのエネルギーがわいてくる感じを楽しみたいです照れ

 

p.s.

書き忘れた💦笑

アンジェラアキの「手紙」は、初任校で産休に入るときに元担任していた子たちが歌ってくれた歌です。

お互い涙涙でした。

新米教員でいっぱいいっぱいだった私に、たくさんの愛情をくれた子たちでした。

私の授業は下手だったと思いますが

この子たちのために良い先生でありたいという気持ちだけでがんばっていたのでそれが伝わったのかなと。

久々に聞いてあの光景を思い出し、

愛情を伝えることに私のベースがあるのかなと思い至りました。