ぱぱん99号の日々あれこれ -65ページ目

沈まぬ太陽

 金曜日にテレビ初放送でしたので、録画して、じっくり見ました。(でもまだところどころ・・・)


 本当はかなり興味がある話でしたので、映画館に見に行く予定だったのですが、上映当時、なんやかんやで忙しくて行けずじまい。。。


 で、初めて見ました。



 さすが・・・・・骨太というか、重厚というか・・・


 もともと配役が、元「独眼竜政宗」コンビのお二人だったので、その大河ドラマファンの私としては、それだけでも、見る価値ありの映画だったのですが・・・・


 話が重い・・・重すぎる。。。。あせる



 でもこれは、毛嫌いの意味での感想ではなく、「非常に私好み」のお話であるという意味での感想です。



 徹底してフィクションを強調していますが(Wikiを調べると、まぁ、何とも滑稽な。。。)、明らかに、私が嫌いな某航空会社のことを書いた話ですが、実在の人物がいる以上、このような不当な差別的人事があったことは、ほぼ間違いはないのでしょう。



 私は、その某航空会社よりも何倍も大きい会社に長年所属していたことがありますが、まぁ・・・・似たようなことはありましたよ。


 企業としては、絶対に外に公開したくない、恥部なのでしょうね。




 そのような重いお話を、役に負けることなく演じ切っていた渡辺謙さん。ステキすぎます。


 27歳で伊達政宗を演じていた時の迫力も、今37歳の私が見てもすごいものを感じますが、御歳50歳を過ぎて、さらにそのすごさがよくわかります。



 もともと映画やドラマは、主にミステリー、社会派、歴史モノしか興味がなく、SFやファンタジーなどは、ほとんど見ません。

 なので、スターウォーズなども、どれ一つとしてまともに見たことがありませんし、ロッキーシリーズも、ちょっと社会的な風刺が入った、ロッキー4以外は、あまり興味がない。。。

 (例外は、アニメ映画。子供の付き合いもあるので。。。)



 そんな中でも、



 沈まぬ太陽



 中小企業診断士合格に暁には、じっくりと、電車の中で文庫本を読みたい作品です。


 この映画で描かれている恩地氏のモデルの御本人のことを考えると、今自分が置かれている環境に愚痴をこぼすことが、なんとちっぽけなことか。


 恩地氏が、墜落事故の遺族の一人に書いた手紙が最後のシーンに出てきますが、彼が、自分のこれまでの不遇と、家族を亡くした遺族の環境を比較し、「なんと小さいことか」と書いたことと、同じ心境ですね。。。



 ちなみに墜落事故発生時、忘れもしません、中1の夏。

 事故の第1報を知らせるテレビのテロップを、今でもよく覚えています。


 翌13日。

 西瓜を食べながら、日がなテレビの報道を見ていた記憶も、しっかり残っています。


 犠牲になられた方のご冥福を祈りつつ・・・




■今日の名わき役■

さすがの香川照之さん。

(我が家の子供らには、通称「どーいて」さんと呼ばれています。理由は、龍馬伝の岩崎弥太郎役で、土佐弁で、「どーーーいて(どうして)、わしの邪魔ばっかりするんじゃ!おんしは!」的なセリフを言っていたから(笑))


沈まぬ太陽でも、いい役どころでしたね。

私が大好きなバイプレイヤーの一人です。


あとは、矢島健一さん。

インテリやくざ的な役柄が多いですよねー。大好きです。



最後に、脇役ではありませんが、石坂浩二さん。

私が、将来、こうなりたいと思うおじさん像の一人です。