チケットを取った時から分かってはいたけど、いよいよ母が帰国する日になった。ケルさんが空港まで送ってくれると言ってくれて、息子も保育園が休みだったので家族全員乗せてもらうことになった。もう会えない訳じゃないけど、何か寂しく、でも最後まで涙は出なかった。母が散々散財した私に12月末まで仕事が決まらなかったら日本に帰ってくればいいよと言ってくれて、気が楽になったのかも。あまりにもたくさんのお金をこれまでの2か月に使い込んで、あまりのショックに言葉も出ず、もしうまくいかなかったら日本に帰りたいということも出来なかった私を見捨てずにそう言葉をかけてくれた母に感謝しかない。今になって涙が出てきた。ここにいた2か月大した観光も出来ず、カナダを満喫できていないにもかかわらず、最後まで付き合ってくれて本当にありがたいと思った。息子は最後は寝てしまって、家に帰ってから何度もばばを探していた。でもなんとなく察したのか、騒ぐことは無かった。これから息子と2人頑張って生きて行かなくては。とりあえず、平日息子が保育園の間は仕事探しを頑張ろうと決めた。日本に帰りたい気持ちはやまやまだけど、精いっぱい頑張らないと、両親に申し訳ない。そう思った1日だった。お母さん本当にありがとう。日本で色々やってくれたお父さんも。まだまだ自立できない娘だけど、一生懸命頑張ろうと思います。

英語が全く話せない母が、乗り継ぎをして一人日本に帰らなくてはならず、それも申し訳ないという思いでいっぱいです。もちろんWi-Fiの接続方法も分からないから、日本に帰るまでは連絡が取れない状態。とりあえず出発時にできることはすべてやったから、後はただ母が無事に日本に到着することを祈るばかりです。