今朝の哀しい出来事。
乗り換えの駅で
電車を待つ。
前から3番目。
座れる順位。
いつもと変わらない朝会う人達。
電車が来る。
扉が開く。
乗りかかろうとしたまさにその瞬間・・・
後ろの高校生に靴を踏まれる。
その瞬間・・・
靴がコロコロ・・・
電車と乗り場隙間に吸い込まれた。
小学校の国語の教科書に出てきた
「おむすびころりん」状態。
見渡しても駅員がいない。
踏んだ高校生本人もオドオド・・・。
「行っていいよ」と何故か気を遣うあたし。
ポツンと残される。
向かいの駅にいた車掌に
「靴落ちたから、拾って欲しいねんけど・・・」
「もう出発するから駅長室に行って・・・」
「あたし、裸足なんやけど、裸足で行けっていうの?」
「出発やから」
「こういう時に駅に駅員がおらんってどういうことやねん?
乗客の安全とか守るんちゃうん??」
の、やりとり。
致し方なく、駅長室まで裸足で歩く。
めちゃくちゃ恥ずかしい。
駅長室に到着し、サンダルを借りる。
乗客が困ってるのに駅員がおらんとは
どういうことや?
物凄い苛ついた。
あたしが悪いの?
高校生か?
駅員か?
ともかく・・・
哀しい朝だった。
明日から、あたしの名前を知らない人に
「靴を落とした人」って
名前で呼ばれるんだろうな・・・。