子供が大好きすぎて
ばぁばのお家から貰ってきた絵本。

武蔵美の油絵科を卒業された
作者の木葉悦子さん。
ペンと絵の具でしょうか?
細かいペン表現の上に淡い絵の具を
重ねた柔らかい色合いの絵本です。

誰もがいつか迎える人生のサヨナラを
絵と同じ柔らかい雰囲気で
伝えます。

子供も幼いときは
そんな話とは知らず
ただ春の美しいお庭の風景が
好きで、
爺様は旅に出るんだと
思っていたようです。

小学生になって
あぁ旅ではなかったんだと
気付いたようです。

年齢によって
絵本の捉え方も
変わってくるのかも知れません。

少し悲しいけれど
桜の季節にぴったりなお話。
桜の美しさは
神秘的なストーリーが
合うのかも知れません。