2024年8月8日に発売されたゲーム【花笑む彼と & bloom】のフルコンプ感想です。

 

女性向けシチュエーションCDを展開するオリジナルレーベルのMintLipさんから発売されているシチュエーションCD「花笑む彼と」シリーズを元に、ヒロイン視点でゲーム化された作品です。

 

 

注意ネタバレ有りの部分の前に注意書きはしますが、公式サイトなどで公表されている内容はネタバレとして扱いませんので、ご注意ください注意

 

 

【花笑む彼と & bloom】フルコンプ感想

ⒸEDIA / TEAM Entertainment Inc.

◆システム面◆

目パチ、口パク有り。

デフォルト名呼び無し

せっかく可愛いヒロインが4人いて、名前も設定されているのにデフォ呼びは無しでちょっと残念。名前の部分は「きみ」や「おまえ」等で再生されます。

クイックセーブ、クイックロード有り。

既読スキップはそこそこ速いですが、選択肢ジャンプは無しかな?

好感度表示機能無し。愛キャッチ的な物も無いので、選択肢で何が変化したのか分からないです。せめてどっちかの機能は入れといて欲しかったな。

フローチャート無し。

チャプターセレクト有り。

ちょっと見つけにくいかもしれないので書いておきますが、チャプターセレクト、スチル、ムービーの視聴はギャラリーから、ZR、ZLボタンで切り替えられます。キャラクターの切り替えはR、Lボタン。

バックログはありますが、バックログから前のシーンに戻ることが出来ないので選択肢でセーブしておくといいかも。

 

私はフルコンプまで15時間くらいでした。

ボリュームは少なめ。

フォントは普通に読みやすくてOK

 

UI、ストーリー、ボリューム含めて全体的な印象は、コンシューマー向けに制作された乙女ゲーム(オトメイト、TAKUYO等)とアプリからコンシューマー向けに移植されたゲーム(ドラッグ王子とマトリ姫for Nintendo Switch等)の中間くらいという感じかなと思いました。

 

◆CG◆

各キャラ11枚+差分と、その他1枚と、コンプCG2枚です。

4人しかいないのに1人11枚は少ないかな?ってちょっと思うかもしれませんが、差分(表情変化)がすごく多いです。スチルの中で表情が変わる変わる!!スチルがある部分はやっぱり見せ場ですから、そこで表情の変化がたくさんあるのは良いなと思いました。

一番多いスチルで17変化でした。すごい!

スチル、基本的にとっても綺麗なんですけど、横顔とか、ポーズにたまに違和感?その手はどこを掴んでいるのか?と思うのがあったような気がします。

 

◆キャラ&ストーリー◆

攻略キャラは4人、ヒロインも4人います!共通はなくて、すぐ個別ルートの選択になります。

各キャラBLOOM ED、GLOW ED、WITHER EDの3種類のEDがあります。WITHER EDはBADですね。BLOOMとGLOWの違いは、BLOOMがグッドとかノーマル、GLOWがベストって感じなのかなぁ?と思いました。

攻略制限は無しだと思います。誰から攻略してもいいみたいですが、シチュCDを聞いてない人は環(CV木村良平さん)ルートからがおすすめ。一番人間関係が把握しやすいルートだったし、時系列的にも最初だと思われるので分かりやすい気がします。

 

プレイ前に興味あったキャラ順は、

銀之助→北斗→環→天弥だったんですが、

クリア後の好き順は、

天弥≧銀>環>北斗 になってしまった。

他ルートで見てる時はは、北斗さん良いなーと思ってたんですけどね。好みの問題ですけども。

でも乙女ゲームのBADが好きな人には北斗さん、刺さるかもしれないと思いました!WITHER EDが一番気合入ってるのは北斗だと思います。

そして最初はあんまり興味なかった天弥くんがストーリー的にもキャラ的にも好きだった!

でも一番ときめいたシーンがあったのはギンちゃんかも。

 

CERO:Dだからなのか、リップ音が多い―と思いました。私はリップ音、多すぎると恥ずかしくなるので、びびりましたけど、元がシチュCDだからなのかな?シチュCDって音で表現するんだろうから、そうなのかなー?って思いました。

 

 

下矢印以下ネタバレ有りの感想です注意

 

 

 

 

 

 

プレイ順で感想を。

最初に環ルートでした。

環くん、めっちゃいいこだけどヒロインが20代で社会人で、となると10代大学生からの純粋すぎる好意にびびるのわかるーと思いました。それだけに環くんの押せ押せは必要だとは思う、んですが。

職場で、相手はバイトとはいえ好意だだ漏れはちょっと辛いかもしれん―。帰り道で、くらいならいいけども、と思ってしまったわ。

梢さんの休日に皆を呼び出す作戦、ちょっと今の時代だとパワハラになってしまうのではと心配になった。

環くん、かわいいんですけど、バカップルもまぁ、いいんですけど、住宅街ではヤメロ……夜の住宅街は迷惑になるから、ね。っておばちゃんは思っちゃった。

主人公も環も高校生とかだったら、仕方ねぇな、若いっていいねぇって思ったかもしれないんだけど。

環くん、かわいいんですけどねぇー。

ヒロインも告白の返事もすごい待たせるし、異動の打診にしても、あんなに長期間返事しなくていいのか?とか若干思いました。

あとWITHER EDはちょっと強引にBAD作りました感あったかも。環くんぽくはなかったかな?

まぁ色々気になる部分もあったけど、ただとにかく環くんはかわいいんだよー。そこにハマれるかどうかなんだろうなぁ。

 

2人目、ギンちゃん。

チャラ男が本気になるやつ、大好きニコニコ

若干強引な展開ではありますが、ミモザの収穫で距離を縮めていくところ、良かった!ミモザの花束のくだりもねーベタでも好きだよー飛び出すハート

初めての恋にソワソワしちゃうギンちゃんがとっても良かったので、恋人になるまでのモダモダをもう少し見たかったかもー!

ただくっつくときさーお店に迷惑かけないで―チーズケーキ置いてかないでー笑

チャラ男の必須イベント、過去の女清算ですれ違いなんですけど、ギンちゃんが簡単に諦めそうなこというのがちょっとむかつきむかつきむかつき何か理由があるのかもしれないけど、初恋なんだから頑張れ!!って思いました。ヒロイン頑張った!!

でもチャラ男が初めての恋に落ちてるところはとてもときめきましたー。楽しかった飛び出すハート

 

3人目北斗さん。

問題児かもしれない笑。

他ルートの時の北斗さんは、常識のある、落ち着いた大人の男性って感じだったんですけど、自ルートになったら、おやおや?って感じで笑。

社会人の海外出張を反対するとか意味分かんないよ笑。コワ……って思いましたもん。

これ、鈍感じゃねぇな?やばいな?って思ったよね。でもWITHER EDを見て、妙に納得しました。こっちが北斗の本質なのかもしれない。私は北斗の真EDはWITHER EDだと思ってますにっこり絶対一番気合入ってたもん。北斗のWITHER ED。

 

4人目天弥くん。

他ルートで見てたのとちょっと印象違った。最初はしゃべり方、ゆっくりすぎん?と思ったけど、それもだんだん心地よくなってきて、癒されボイス(CV田丸篤志さん)でした。

一途ぅぅ。不良?なのに一途ぅぅよだれしかも優しいぃにっこり

お試し恋人になってからも1日ずつ「〇曜日、」で進んでいく展開も良かった飛び出すハート会話が可愛いので、ずっと聞いていたいカップルニコニコ正式な恋人になる(なってた?)ところとかもさぁ可愛いよね!!!

天弥くんは優しいからWITHER EDも優しさが溢れすぎていて、いや、ここから追いかけてもう一度くっつく展開はあるでしょ??そっち見たいー!と思いました。

 

 

上矢印ネタバレはここまで上矢印

 

 

 

 

ボリュームは少なめなんですが、イラストは綺麗だし、現代もので、サクサクっとときめきを摂取したい気分の時におすすめの作品かなーと思いました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!