通勤電車の中でちょこちょこ読んだりして…
やっと読み終わりました


どんでん返しのある作品を…
と思い、久々の読書のお供にと選んだものですが
期待通りでした

ミステリー作品をいくつか読んだりしていると
誰が犯人か…
ということを、
大どんでんを意識して読むのですが
やはり高評価の作品は
そうやって意識をしていても裏切られますね
構成や文章で巧くミスリードしてくれます
本作で特に印象に残っている一節は
普通の人が何故殺人を犯さないかというと
倫理観やそういうものよりももっと単純で
一番は不快感である。
視覚的にも感覚的にも
それが嫌だから留まる。
ゴキブリをたたき潰した時の不快感となんら変わらない。
と言った内容のところでした。
改めて言葉にされると
なるほど〜と思いました。
その部分だけでなく
その後の事などももちろん想像して
色んな要素があって、どんなに殺意が湧こうとも一線を超えないのが人なんでしょうけど
この作品に登場するような
連続殺人鬼、シリアルキラーは
そういった、皆が当たり前に有している
絶対的な感覚を持ち合わせていないんだろうな。
と、ゴキブリの例えでわかりやすく想像できました。
もちろん、↑の内容なんて
ごくごく小さな部分であって
全体を通しての構成の巧さ
綿密に計算された文章が素晴らしい良作でした
