コロナ対策として。
マスク一世帯ごとに二枚。予算は200億円。
これは妥当な線だろう。
アバウトな概算だが、日本人口一億人で割れば、
一人二百円。
単に作るだけでなく、流通して配布するコストからすると、
まあ概算としては概ね見合っている政策といえる。
え? 一人暮らしではなく、多人数家族がいたら?
そんな場合は、むしろ発症しても家族といられるし。
家庭を営んでいるなら、裁縫くらいできて、マスクを自作することもできるだろう。
さて。この200億円。ふつうの庶民からしたら、信じられない高額だが。
この予算を別の医療に回す……焼け石に水だって。
人工呼吸器の不足が叫ばれるが、それってひとついくらするの?
一千万円で一つ作れるかな? すると200億円の予算でつくれば、2000個だ。
それに、作っている時間足りないよ! あとおそらく工場ラインは動いて、そんな医療機器を作り続けていてくれているよ。
パンデミックが起こったら、この程度ではとても間に合わない。すると、ウイルスの拡散を事前に予防する方法として、マスクとはそこそこは有効だ。
これから経済が不安だけれど、国民ひとり一日一万円程度の額で回転しているから、一日だけで一兆円(一億×一万)くらいの金が動いているの。(日銀は年間2000兆円が回転しているらしいよ)
だったら、何度も繰り返し洗って使えるマスクの代金なんて、安いでしょ。
いま留意すべきは、マスクが無事に全国へ届くかだ。無事に作れるか。誰か不正行為をしないかとか、事故や事件に現場職員が巻き込まれないとか、だが。
マスクは自分の感染予防ではなく、他人へのエチケットとして、装備すべきです。
どうしても職場に行くしかなければ、このエチケットはわきまえておこう。