この都市は流通の要所の交易港として栄え、流通している商品は超高級だよ! ではさっそく市へ……
戦刃杖、金貨20枚。これは『力、技、志、防御点』すべてに+1できる。両手持ち。
両手斧、両手剣、両手槍、それぞれ金貨15枚。両手斧は『力』+3、両手剣は『技』+3、両手槍は『志』+3できるよ。
魔宝珠、金貨40枚。これは『力、技、志』すべてに+1できる上、片手持ち。
胸当て、金貨35枚。防御点+1、HP+6。重ね着不可。
甲冑、金貨70枚。防御点+2、HP+8。重ね着不可。逃走が不可能になる!
鉄鋼盾、金貨10枚。防御点+1、HP+2。逃走する際は捨てる必要がある。
ルーン魔道書、金貨50枚のなにも記されていない白紙の本。いずれ記入してもらう必要があるね。
焼き葡萄酒。小樽で金貨3枚の上物だ。
ここの活気の良い居酒屋には、火酒をがぶ飲みしている飲んだくれのチビデブ中年オヤジがいるよ。「おれはジャキだ。マンチキンとして知られる流れ者さ。きみに戦いの極意を教えるよ」
……
まず、敵に出会ったら、接近戦の前に手持ちの余分な武器を連投! これは何度でも有効だし、反撃は敵が飛び道具を持っていないと受けないからね。所持できる武器の数に上限は事実上ないのだから当然さ。投げた武器は、戦いが終わってから全部拾い直し。
もっとも、海とかの船の上からとかでは拾いにいけないか。こういうときこそ、スリングや弓矢を使う。スリングの弾はたんなる石ころ、無料だし無尽蔵だ。これは一回しかできないけれど。
ちなみにスリングに火炎瓶とかを引っ掛けて投げつけるような荒技も有効だよ。弓矢に火矢を使うのもありだ。ダメージを+1できるし、目標に放火できる。火炎瓶が無かったら、火酒の瓶とか、カンテラを投げるのも手さ。高くつくけれどね。
撒き菱は持っているかい? 不利な戦いから逃げるときは、こいつを地面にばらまけば普通の敵は追ってこられないよ。これに毒を塗るのも一興だ。毒矢も有効だね、上手く戦いなよ!