記。
押し入れの想い出宝箱から久しぶりの再会。姉が連れてってくれた神戸市立王子動物園の記念コイン。もうずっと前、私は結婚してなかったし姉もまだ姪を産む前の頃。この瞬間は思い出せるんだけど何年の事だったかは分からない。想い出ってそういうものだし、まざまざよりおぼろげ位が美しかったりする。でもコイン裏に日付を刻印していた。2000年10月。ぼやけていた記憶の輪郭がみるみるくっきりしてきて当日以外の事にまでどんどん広がっていく。人生で思い出したい事はいっぱいある。コインに写真に、手紙。日付はその当日のためじゃなくて何年か先の自分へのプレゼントなんだな。うちの父は買ってくるもの何でもかんでも油性マジックで書き込む人。『そんなもんまで…』と娘は白けた目で見てたけど今は帰省してそれを見つけると癒されてる。