車を乗っているあなたなら一度はしたことのあるエンジンオイル交換。
ただ単に値段やコメントだけで決めていませんか?
オイルは住んでる地域や乗り方、または乗車頻度などでで選ぶ基準が変わってきます。
間違ったオイル交換をしない為にも最低限の説明を今回は説明します。
オイル缶に表記されている、
「5W-30」という文字をなんとなくご存知でしょう。
まず、5Wという表記。
0W→5W→10W→15W→20W
と、数字は0からあります。
これは、エンジン始動時の温度を表します。
0Wならマイナス40°でもエンジン始動可能。
5Wならマイナス25°までエンジン始動可能。
10Wならマイナス5°までエンジン始動可能。
というように、オイルの温度性質を表します。
例えば北海道や東北地方に住んでるなら、数字が少ないものを選ぶことになります。
反対にスポーツ系の車や、サーキットで走るときなどは、数字の高いものがベストでしょう。
ちなみに数字が低いほど燃費が良く、高いほど燃費は悪い傾向となります。
それでは次に「5W-30」の30の部分。
これは回転数の比率を表します。
10→20→30→40
と、数字が高くなればエンジン回転数を高く回せるオイルとなります。
頻繁に乗車したり、スポーツ系の車を乗ってるなら高めの数字が表記されているオイルが良いでしょう。
ちなみに数字が高くなれば、燃費は悪い傾向にあります。
以上から、寒い地域で普通に乗る方なら、「0W-10」のオイル選択でもいいと思います。
しかも燃費も良くなるし。