某テレビ局の特番の一部を観た。

98年フランスW杯直前の
カズと北沢の落選について。

全部観れなかったけど
「今だから話せる」的な内容だった。



いつものことだが、
当時の個人的な感想を。


カズの落選は、
Kazuoにとっては意外ではなかった真顔

むしろ北沢の落選の方が意外だった。
Kazuoは元々、北沢が代表の主力としてプレーしていたことに疑問を持っていたが、
「ポジションがない」という理由でW杯直前に外されるなら、
もっと早くに代表から外されるべきだったと思う。


カズの話に戻ると、

明らかに最終予選前あたりから動きが悪くなっていた。
本人はもちろん、
日本国民も認めたくはなかったが
カズの隠しきれない「衰え」が現れていた。


ほかにも、
呂比須、城の台頭(城の得点力にもかなり疑問があったが)

良くも悪くも試合の流れを変えられる可能性を持った岡野、平野らの控えメンバーの存在

などの理由で
徐々にカズの居場所がなくなったのは確かだろう。


そして、決して口にはしないが
カズがおそらく一番悔しかったのは
同い年の点取り屋ゴン中山が残り、
自分が外れたことではなかっただろうか。

でも、ゴンにもやはりカズにはない特性、
裏に飛び出す能力の高さがあった。

初出場となった日本が
W杯本戦でディフェンシブな戦いを強いられるのは必至で、
守り切ってカウンターから得点を狙うには、
カズのような選手よりもゴンに適性があったと判断されたように思う。


そんな状況で、
岡田監督が外したのがカズだったのは納得。
とはいえ、監督も辛い決断だったに違いない。

今でも岡田監督の人気が高いのは、
W杯での実績だけではなく、
カズを外した苦渋の決断を
国民も納得し、理解したからだと思う。



カズにはW杯に出て欲しかったショボーン

その資格もあった。

でも、出れなかったからこそ、
今のカズがあるのも確か。

ちなみにKazuoは、
未だに日本にはカズを超える万能型FWはいない
と思っているおーっ!