8月にモスクワで開かれる陸上の世界選手権の代表選考会を兼ねた、男女の20キロ競歩の日本選手権が神戸で行われ、男子はロンドンオリンピック代表の鈴木雄介選手が1時間19分2秒の日本新記録で優勝し、世界選手権の代表に決まりました。鈴木選手は従来の日本記録を27秒更新し、日本陸上競技連盟が設定していた1時間20分16秒の世界選手権の派遣記録よりも1分以上早いタイムで代表を決めました。女子は、大利久美選手が1時間30分46秒のタイムで優勝し、この大会3連覇を果たしました。しかし、大利選手は派遣設定タイムより1分以上遅れ、世界選手権の代表を決めることができませんでした。