球技大会実施の裏側~誰でも楽しめるようルールを柔軟に変更~ | SPORTS PLANET スポーツプラネット

球技大会実施の裏側~誰でも楽しめるようルールを柔軟に変更~

こんにちは。
埼玉県川口市に総合型地域スポーツクラブ「きゅぽらスポーツコミュニティ」を立ち上げて丸3年になる石井邦知です。

今回はクラブの中で先月23日に球技大会を行いましたので、そのレポートをさせていただきます。

昨年の9月に行って以来、今回は2回目の開催で今回も下は年長から上は50代の方まで幅広い世代の方に集まっていただき、人数はおおよそ30名でした。



弊クラブでは、メインの種目がフットサル・バレーボール・バスケットボール・バドミントン・卓球の5種目。
その中で複数種目に参加している方の割合が、2~3割くらいで、他のクラブよりは高いのが特徴的と思われますが、球技大会や運動会(いずれも年2回開催)は、普段参加している種目が異なり、交わることのない方が交流できる場という位置づけも一つにあります。

また実施した種目が、ポートボール・ビーチボールバレー/インディアカ・ドッジボールということで、普段行っている球技に似ているところがありつつも、よりハードルを下げて誰もが楽しめるように工夫をしています。(実際にいずれの球技にもほとんど参加せず、ボランティアとしての関わりがメインの方にも球技大会や運動会には参加していただいています)

では今回の実施にあたってより誰もが楽しめるようにどんな工夫をしたのか、一部を紹介させていただきます。(事前に参加者からルールに関する意見もいただいてやっています)

※ちなみにルールの変更方法については以下のページでもまとめています
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kuniishii/article/97


まずは最初にやったポートボールからです。

通常と異なるポイントとして主に2つあって、一つはゴールマンの方にはバケツを持っていただき、バケツの中にボールが入ったら得点というルールにしました。



これはゴールマンが乗る用の台が用意できなかったのが一番の理由ではあります。しかしボールのキャッチであれば、慣れの差が生じると思われますし、バケツにボールを入れるようにすることで少しは差を軽減できたのではと思います。

また、カテゴリーを2つに分け、一つはウォーキング限定(=走ってはいけない)での試合も設けることで一部激しさを抑えました。


続いてはバドミントンコートと同じ大きさのコートを2面つくり、1面でビーチボールバレーを、もう1面でインディアカを行いました。

いずれの種目も普段はやっていませんし、経験者はほぼ皆無でやりやすいという点が共通しています。

またビーチボールに関しては滞空時間が長くなるという特徴がありますので、残り1分からはボールを1つ増やして2個での実施。



2個に増えればチーム内で手持ち無沙汰になる方もいませんし、ドキドキ感も楽しんでいただけたようです。(笑)


そして最後はドッジボールです。

ドッジボールに関しては、男女混合形式と、男性のみのガチ形式(この時女性の方は外野専門)という2つのカテゴリーに分けました。(それぞれでボールの種類も替えました)



男女混合形式の場合は、男性が女性に当ててはいけないようにした他、王様ドッジボール形式を取り入れ、チーム内の王様が先に当たってしまった方が負けというやり方でも行いました。(誰が王様か相手からはわからないので誰かを探るようにもなります)

以上3つの種目におけるルール変更の一部を紹介させていただきました。

なお、参加者の皆さんには以下のような感想も書いていただきました。
・みんなで汗をかくのはとっても気持ちがよかった
・いろいろなルールがあって楽しく参加させていただきました
・元々球技全般が苦手だったが、すごく楽しめた
・(初めてで)少し緊張しましたが・・ドッチボールを真剣にやっている大人をみていてとっても楽しかった


球技というだけでハードルが高いと思ってしまう方が一般的にはまだまだいらっしゃいますが、そんな方でも参加したいと思える場をこれからさらにつくっていきたいと思います!

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