さじ加減キャッチー -3ページ目

お船でピョン

きのう、テレビ東京の「WBS」を見ていたら、将棋がブームになっていると言っていた。
「ヒカルの碁」なんかの影響で、将棋は押され気味なのかなと思っていたんだけど、将棋学校に通う子供も増えているし、奨励会の受検をしたひとは過去最高の数だったらしい。
で、そのブームのきっかけになったのは、PCソフトの将棋ゲームだという。番組の中でも面白そうなソフトがいくつか紹介されていて、2つの手のどちらを打つか迷ったときに、画面が2分割されて2通りに進めることができるソフトまであった。
その関連で、山形の将棋の駒を作っている会社のひとに、売り上げはどうですかみたいな質問をしていたんだけど、そこのオジサンが「どんどん落ちてます」と答えていた。
長いあいだ将棋界を支えてきたであろう業界が、やっと将棋ブームが来たときには、ゲームソフトに全部持っていかれてしまったらしい。
なかなか残酷なものを見せてもらった。

その代り今日は、GAORAでKAIENTAI-DOJOの試合を放送していて、引退するお船ちゃんに、アップルみゆきがグチャグチャに泣きながら手紙を読む姿にジーンときた。

お風呂メンテ

ウチの家を建てた建築会社の、技術担当みたいなひとが来た。
シャワーのお湯が脱衣所のほうまで流れていっちゃうので、そこらへんを見てもらった。
この点を最初に建築会社に伝えたのは、1ヶ月ぐらい前だった。別の用事で社長が2回、ウチに来て「技術の者に見させますから」という話になって、やっとそのひとが来たのが今日だった。
排水口がおかしくなってることは僕が見ても分かるんだけど、今日来た技術のひとも、「ここがおかしいみたいですね」と言って帰っていった。
そのあと電話がきて、「こちらでは直せないんで、INAXのメンテナンスに電話しておきました」と言われた。
できないんだったら「できない」って言えば、1ヶ月前に自分でINAXに電話したよ。
これは、なめられてるっていうことなんでしょうかね。

メルヘンもどき

「週刊ファイト」という、僕にとって非常に重要なプロレス新聞があって、これが毎週火曜日に発売される。
つまり今日が発売日なんだけど、朝から売ってるわけじゃなくて、夕方ちかくにならないと出ていないので、そのへんのタイミングを考えてコンビニに行くことになる。僕の家の周辺ではファミリーマートに行かないと、この新聞は売っていない。
今日は2時半ぐらいに農協で年金を払ってきて、その帰りにファミリーマートに行ってみたら「ファイト」はまだ売っていなかった。
またあとで来ればいいやと思って、とりあえずタバコと黒ごまミルクサンドを買ったら、レジに、初めて見る大変かわいらしい女の子の店員がいた。
ちょっと不慣れな手つきでレジを打って、オツリをくれるときには、落さないように僕の手を両手で包みこむようにして渡してくれた。
そんなことをされたら、もちろん、すごくうれしい。うれしいに決まってる。
ただ、そのとき僕は、これで今日は「ファイト」を買えないという、あきらめの気持になった。
だって、ほんの数時間後にまた買いにいったとしたら、その女の子目当てなのが丸出しじゃないですか。
そんなこと誰も気にしないよと思うかもしれないけど、僕が気にする。
さっき「ファイト」が売ってなかったことに付け込んで、ストーカーみたいなことして、いやらしい男だよ、とフットボールアワーの女王様ネタのような口調で自分を責めることになるだろう。
自意識過剰というのも、なかなかツライものがあります。

言い訳させて

先週ネンザした足がまだちょっと痛くて、それが生活に大きく影響している。
本当なら今日あたり農協に行って年金を払っておきたかったんだけど、明日とかあさってになれば足がもう少しよくなるんじゃないかと思って、やめてしまった。
最近は外出することはそれほど多くなかったんだけど、外出どころか動くこと自体が極端に少くなって、この何日かでちょっと太っただろうなと感じる。体重計には乗る気にもならない。

それで家にいて何をやってるのかというと、今日は「お気に入り」に入っているサイトをヤフー・メールの「ブックマーク」に入れていく作業をダラダラとやっていた。
そんなことを2時間ぐらいやってると、より一層ダメ人間への道を着実に進んでいることが感じられてくる。
それをネンザのせいにしようとするところが、また情けないというか何というか。
どこかで、心を入れ換えるタイミングを見つけたいと思います。

どうして?

CSの「MUSIC ON TV」という局で22時から難波章浩が出るというので見ていた。
おとといは別の局の番組に出ていて、沖縄でスタジオを作るために、地元の大工さんに教わりながら、3年がかりで全て自分で建てたと言っていた。
なんか、すごい。尊敬してしまう。
今日の番組はライブの映像を流すのがメインのようで、本人が出てくるんじゃなくてライブかプロモーション・ビデオが流れるのかなと色々と考えているうちに時間がどんどん過ぎていって、けっきょく最後まで出てこなかった。
なんだよー。出ないんだったら、僕はGAORAで全日本プロレスを見たかったよ。

お告げ

ネンザした足は少し良くなって、平らな所ならまあまあ歩けるようになってきた。
ひとが見ても「変った歩き方をするひとだなあ」と思うぐらいで、それほど気にされないんじゃないかと思う。
これなら外出もできるぐらいの状態なんだけど、代って左目が、ものもらいでプクッと腫れてきてしまった。我ながら、かなり恥ずかしい顔になっている。
これは、しばらくは外出するなという、お告げみたいなものかと考えてみたくなる。僕に必要なのは、家の中でやるべきことをさっさと片付けることなのかもしれない。

そんな勝手な解釈をしながらも、タバコが切れたら買わなくちゃいけないので、さっきコンビニに行ってきた。
ついでに今月引き落とされるお金が口座にあるかチェックしてみたら、ちょうどギリギリぐらいだった。正確にいくら引き落とされるのか自分でよく分かっていないので、念のため1,000円入れておくことにしたら、手数料で400円ぐらい引かれて、結局は600円ぐらいしか増えていなかった。
こんな仕組みになっているとは知らなくて、ちょっとビックリした。
僕に必要なのは、もっと外に出て、世の中のことを勉強することなのかもしれない。

病院帰りに足ネンザ

きのう、ちょっと注射を打たれて、打ってくれたのは女性の先生(おばちゃん)だったんだけど、注射のあとに「ここ、痛くない?」とやたら聞いてきた。
そのときは痛みは感じなかったんだけど、先生に「あとで黒くなってくるかもしれないけど、5日ぐらいで直るから」と言われた。

そんなこと言われちゃうと、僕も心配になってしまう。
病院を出たあと、「5日ぐらいで直る」って、けっこう長いじゃないかなんて考えているうちに、だんだん腕が痛くなってるように思えてきた。

その時点では、本当の苦しみが別の方向から近づいていることに、僕は気づいていなかった。

腕の様子を気にして、さすってみたり、軽く押したりしながら歩いていたら、歩道橋を下りるときに1段踏み外して、足首を思いっきり逆方向に曲げてしまった。瞬間的なアキレス腱固めをくらったような状態だった。

「やっちゃったよ」という確かな手応えがあった。
まだ歩道橋の途中だったんだけど、歩くと地獄ような痛みで、手摺りにしがみつきながら下りた。
しばらく休憩したあと、どうしようもないので、痛みをごまかすためにビールを飲んでから帰った。おいしかった。
家に帰ってから見たら、右足首がボコッと腫れていて気持ち悪かった。

今日になっても、少し歩くだけで足がズキズキする。
病院の帰りに腕のことを気にしながら歩いてたのがいけなかったんだよなと、きのうのことを振り返りながら腕の注射のあとを見ると、なーんともなっていないのが、なぜかちょっとくやしい。

勝ちも負けもないんですけどね

さっきまで「鶴の間」を見ていた。
このなかで「テレフォンカード」という言葉が出たときに、客席にいたひとのほとんどがテレフォンカードという物を知らないらしくて、これには鶴瓶もゲストの野沢直子もおどろいていたんだけど、僕もビックリした。
客席にいたのは、20代前半と思われる女性が多かった。けっして中学生とか高校生ではなかった。
それで、なんか納得できないのは、テレフォンカードを知ってる側と知らない側では、知ってる側に「負け」の空気が出てしまうこと。
そういえば僕の身近にフットボールアワーを知らないというひとが4人ぐらいいたんだけど、いま思うと、そのひとたちは何気なく「勝ち」の空気が出ていたような気がする。
でも、僕が矢井田瞳と大塚愛がゴッチャになっちゃうからといって、絶対に「勝ち」の空気は出てこないはずだ。
そのへんの仕組は、どうなっているんだろうか。

許されるウソ?

べつに体調が悪いわけじゃないけど、あさって、ちょっと病院に行って検査を受けることになっている。

たぶん、血液を摂られるのと血圧を計るのと尿検査で終りだと思うんだけど、そのために前の2日間は禁酒しなくちゃいけない。
まあ、いいや。ガマンしましょうと思っていたら、さっき確認の電話を入れたときに、検査を受ける前の4時間は何も口にしないでくださいと言われてしまった。

……無理、無理、ムリ。
だって、この暑い中で水分すらとらずに4時間もガマンできるぐらいなら、僕はもっと立派な人間になってますよ。
「何も口にしない」っていうことは、たぶんタバコも吸っちゃいけないということなんだろうけど、これも4時間あったら、10本ぐらいは吸っちゃうことになるだろう。
僕の頭のなかには、病院に入る前にドトールかなんかでアイスコーヒーを飲みながらタバコを吸ってる自分の姿が鮮明に描けている。

でもさっき電話では、明るく「分かりましたー」と答えておきました。
そこで「無理です」って言ったら相手も困ってしまいますからね。自分の気持をグッと押さえて、しかたなく、つきたくないウソをついたんです。
これは大人の対応っていうやつですよね。

マイナス思考

「サンデースポーツ」を見ていたら、スピード・スケートの大菅小百合の特集をしていた。
トリノ・オリンピックに向けた練習の様子なんかを映していて、そのなかでイメージ・トレーニングをしているシーンがあった。
オリンピックで自分がレースをしている姿をイメージするためのテープを作って、それを聞いているらしい。観客の声援やイタリア語での会場アナウンサーの実況が入っていて、その内容はライバル選手と競っている場面から、フライングした場面まであるという。

なんか、すごいなあと思っているうちに、僕もイメージ・トレーニングをやりたくなってきた。
道を歩いていたら、小西真奈美のようなロング・ヘアの似合う女性がいて、僕がそのひとに声をかける。
「よろしかったら、お茶でもいかがですか」
小西真奈美は、僕の声を無視して行ってしまう。でも、ここであきらめていてはいけない。
「誤解しないでくだい。けっして僕はあやしい者ではないんです」
小西真奈美の「誰か助けてください」という声に、近くにいた男たちが集まってきて僕をとり囲む。中西学みたいな奴にアルゼンチン・バックブリーカーをかけられる。
あーあ。

都合で明日とあさってはお酒を飲めないので、今日はたくさん飲んで寝ようと思います。