[7月18日:東京ヤクルト8-10巨人、16回戦、神宮(ヤクルト8勝8敗)]

 

興行として見ればこの試合は、ここ最近の「ヤクルトクラスターズ」の試合より遥かに面白かったし、6連敗してもまだ貯金が21(昨年の最終成績と同じ)、2位との差が10.5もある時点で、個人的には何の心配もしていない。

 

ただ、松元ユウイチ氏に代行監督の器があるとは思えないけども。

よりによって、なんで現役時代ロクな実績を残していない彼なんだ?

 

今日みたいな試合を勝ちきれないのは、野球も90%はメンタルのスポーツだからだと私は思う。とりあえず落ち着けといいたいところだが、高津監督に加え投打の柱、中村捕手と山田選手と清水投手と田口投手が戻るまでは無理だと思う。まぁ、そう長くはかからないはずだけど。

 

だが、「これで分からなくなった」だの「V逸するかも」挙句の果てに「最下位まで落ちるかも」などといった戯言は、ヤクルトファンの中でもガチで数学が分からない、落第生みたいな奴が騒いでるだけだと思う。

勿論、その可能性は完全に0ではない。けれど、数理的には限りなく0に近い。

 

「ヤクルトだから、外から見ているよりは盤石じゃない」なとという言い草も誤っている。このチームで今年、僅か77試合の時点で最大貯金28を作っている時点で、もうあなた方のいう「弱いヤクルト」とは別モノなのである。現在の不調のほうが、コロナ禍での主力選手の離脱による「一時的な現象」と考えるべきなのに、どうしてそんな当たり前のことも分からないのか。あるいはそうやって無理矢理「スリル」を楽しんでいる自分が、可愛いとでも錯覚しているのか。うわー気持ち悪りぃ。

 

私にとっては、つまらないくらいの独走優勝が勝負事における理想形である。こういう過度に情緒的なヤクルトファンは、他の真摯に応援している人間にとっては邪魔でしかない。

 

頭が悪いというのは実に難儀な病だ。そういう人に一言だけ言いたい。せめて、落ち着いて(黙って)見てろ。