横浜市。皆さまはどのようなイメージをお持ちだろうか?

 

一口に横浜市といっても、中心部(みなとみらい、中華街)やたまプラーザ・あざみ野などの田園都市の華やかさや、

鶴見や金沢などの臨海部、そのほかの地域など幅広いのだが、

 

根っからの横浜大好きなハマッ子と地方からの「上京横浜市民」以外にとっては、うざい以外の何物でもない

 

のが、現実だと思う。(笑)

 

何故そのように断言できるのか、神奈川県の各地域の立場に立って考えてみよう。

 

・真の湘南地域(藤沢市、鎌倉市、逗子市など)

 

別にこのエリアは元々が高級別荘地だった名残から、今でも住民は自市に対するプライドが高く、別に横浜など屁とも思っていないのだが、

小田急線を使うエリアを除き、都内に行くには横浜市をどうしても経由しなければいけない。

「なんでこんなだるい市通るの」という苛立ち。

 

・横浜市より都心よりの地域(川崎市)

 

財政力指数だって、人口密度だって横浜市より勝っているのに川崎市は勝手に公害の街(まったくのデマ)と決めつけられ、うだつが上がらない。横浜上麻生道路などを見ても、横浜市側のほうが舗装が全然いい。つまり実力の割に、川崎市は神奈川県から舐められている。

「なんでこんなウザい市あるの」という苛立ち。

 

・県央地域(海老名市、厚木市、伊勢原市、さらに私の分類では秦野市・平塚市など)

 

これらの地域は都心40~65km圏域であり(埼玉県でいえば桶川・鴻巣・行田・熊谷クラス)、本来なら住むには「都心が遠すぎてどうしようもないエリア」であるはずなのに、横浜が近いという理由だけで不動産価格や賃貸の相場が上がってしまう傾向にある。しかし、横浜に都心ほどのオフィスがあるはずもなく、結局多くは地元でなければ都内(町田含む)まで行く羽目になる。

「横浜のせいで、色々とムダ金使わされる」という苛立ち。

 

・西湘地域(小田原市など)、津久井地域(相模原市緑区の旧4町エリアなど)

 

この地域は唯一横浜市に対して独自性を保てるぐらい離れているので、元々横浜のことなんてどうでもよく、唯一横浜への苛立ちもないかもしれない。しかし、歴史の深さで勝る小田原市は密かに横浜市のことを「成金都市」と呼んでいるらしい。その通りである。

 

結論(事実):横浜市以外の神奈川県民にとっては、横浜市などいらない。(笑)それも、ちゃんとした理由あって私たちは「横浜市があまり好きではない」のだ。

 

(場所にもよるが)相模原市民と川崎北部民は、パスポート更新するときにも東京都庁に取りに行くのが通だと思う♪ギラギラギラギラ☆

…あ、相模原なら厚木があるか。

 

注:このことを生粋の横浜市民に言うとまずキレられるだろうが、事実だからしょうがない。いい加減、横浜市も「東京のベッドタウンの1つに過ぎない」ことを認めたら、どうなの。って思います。マジで。

 

追記:でも神奈川県民がバラバラにならない理由の一つとして、「崎陽軒のシウマイは確実にウマい」ということがあげられる。それに比べると、「マルハニチロ」の製品は評価されておらず、同じフルーツゼリーなら「たらみ」が良いと思っている県民が多い。東京に近い地域だと、「たらみ」を得るために、わざわざ都内に買い物に行く人もいる(もっとも、狛江市当たりでは物流は川崎市のそれなので、意味がない)。これ嘘みたいな本当の話。←最近ようやく「ブルボン」が普通に手に入るようになった。謎過ぎる、神奈川の物流は。(笑)