※:この記事の初稿は、今から3年前(2018年12月13日)に投稿されたものです。
 
Keikoさんのブログより。
 
このパフェの例のように、他者が与えてくれるモノに注文をつけないことは開運のキーを握っているといえる。けど、もっと大切だと私には思えることがある。それは、
 
「頑張っている(出来る限りのことをしている)自分にも注文をつけない」
 
ことだ。
そんなことをしても向上心が強いのではなく、単なる無いものねだりだということ。急には人は変われない。その前に認知の改善、特に「自己イメージの改善」をする必要がある。
これは「長所を伸ばし、『自己肯定的なイメージ』を全体に波及させていく」という美容論やスピリチュアル論にも通ずる。たとえば、
 
私はデブだ、と考えるよりもでも肌は綺麗だし脚やヒップは締まっている、という事実を大切にする
 
私には商業ライターは向いていなかったかもしれないが、エッセイストやブロガーの才能までは否定されていない、という事実を大切にする
 
私はちゃんとした形の平泳ぎが出来ないが、それでも足が付かないプールで2500mくらいは泳げた(2015年の記録)、という事実を大切にする
 
といったことだ。
「幸せ」は、それを感じとる心の準備が出来ている人にしかやってこない。その為にいちばん必要な素養は、「素直」であることである。
 
こねくり回す人の元には、小さな幸せもやってこない。結局、某ヒップホップのアーティストのアルバムじゃないが、私たちの多くは「Miseducated」されていることに気づこう。高学歴者とて例外ではない。過当競争と優勝劣敗だけを学是としているかのような学校に、本当の意味で卒業生を幸せにする力はないのだ。
 
だから、私はスピリチュアルを「素直」に受け入れた。一見遠回りに見える方法論かもしれないが、傷付いた人が立ち直るのに本当に必要なのは「自己を肯定し、世界を肯定するのに必要なだけの愛」なのだ。