[6月14日 メットライフドーム 埼玉西武4-6東京ヤクルト]

 

私はあまりアウェーのスワローズ戦は普段はテレビ観戦しないのですが、今日は埼玉西武ライオンズ相手ということで放送局がCSフジテレビ2(解説も文化放送からおなじみの松沼さん←あれ、松沼兄か弟か確認するの忘れた爆  笑)なので、半ばホーム感覚で観戦できるということで試合開始直後、青木の先頭打者ランニングホームラン以外はほぼずっと見てました。

 

結果は終盤の粘りを見せたヤクルトが逆転でこのカード勝ち越し。そして交流戦は5カード連続勝ち越し、残り4試合を残して11勝3敗となり、ほぼ初の交流戦優勝(最高勝率)を手中に収めました。それにしても、「現代野球は最後の3イニングを投げるピッチャー」(※)なんだな、ということをまざまざと実感するゲーム展開でしたね。

埼玉西武ライオンズが、あれほどの強打を誇りながらいまだパ・リーグで独走できていない理由もよくわかります。抑え投手があれでは、現代野球は勝てません。逆にヤクルトは中尾、近藤、石山がいるからこの位置にいます。カラシティーには騙されましたが。

 

それと打線では復帰した川端が絶好調です。畠山にも代打で一本出ましたし、ココ(バレンティン)と坂口、雄平もよく打ってます。これでもう少し先発投手陣がピリッとすれば、ガチで15年のようなことも起こしかねないチームになりつつあります。

…でも、今年は2位でいいです(笑)。いきなりうまくいくと調子に乗りますもん。

 

(※):この概念を日本のプロ野球で最初に定着させたのは、何と言っても阪神タイガースの「JFK」(2003年…?)だと思います。それまでは抑え投手の重要性は語られても、その前を投げるセットアッパーにはそこまでの注目が行かなかった気がしますから。2015年のヤクルトにも「ROB」という3元1次連立方程式がありましたし。