私はいうまでもなくソウルミュージック、およびそれをルーツとしたJ-POPや歌謡曲が好きだ。つまり、「熱い歌」がどちらかと言えば好みなのだが、タイトルのようなことを思うこともある。

人は適度に「脱力」していた方が、往々にしてよいパフォーマンスを発揮することができる。そんな体験を、昨日「あまりにカルマ的不調が酷かったために」急遽行うことにした競技カラオケでもすることが出来たので、少しだけ振り返ってみたい。

開始は12:57。いつもより1時間近く遅い。
だけど冷静に考えれば、多くの場合私の体調は朝が一番悪いのである。故にこのぐらいの方が、合理的なのかもしれない。

昨日は結局44+5。控えめとはいえ、これだけ歌えば十分である。
序盤は軽めのメニュー。1曲目はサザン「太陽は罪な奴」で、その後も年代が古めの曲が続く。6曲目に苦手の「夢見る隙間」で89.346だったが、それ以外は16曲目まで90以上をキープした。

17曲目から中盤に入り、「PLAYBACK」「Hot Stuff」「Gimme Gimme Luv」「COME PARTY!」と難曲が続く。さすがにここは89点台が中心で、90以上は出なかった。

22曲目のaiko「もっと」で90.576(55/623)と進歩を見せる。とはいえ、全然この曲はまだまだこれからである。25曲目通過時のアベレージは92.299だった。

軽めの序盤だったので、マスト15を7曲も残した状態で後半に入る。26曲目から「LIES,LIES.」「I WAS BORN READY!!」「milk」と3連発。ここはLIES,LIESが92点を超えたが、残り2曲は苦戦。それでも「milk」は91.311ながら98人中1位。選んでいる楽曲が比較的難しいのも、私の特徴である。

終盤37曲目からは最近には珍しくドリカムだけ。かといってドリ・ファンク系ではなくオールラウンドという最近らしい選曲となる。しかも本編では「未来予想図」シリーズを歌わず。その辺り、少し柔軟性が出てきたのかもしれない。

結局44曲の本編は平均92.349。
10人以上参加の曲で1位が7曲あった。まぁ、いいんじゃない?

ECパートの5曲でようやく「未来予想図」シリーズを歌い、当然のごとく「1」の方でGPを更新し、954.095(1,796/78,856)でホールアウト。

そして、今月はGPのベスト10も多彩。1位はレッチリだが、その後もTUBE(2曲)、ドリカム、板野、ポルノ、Wink、ブリグリ、ファジコン、プリプリと多彩である。
そしてオリジナルの年代が1980年代から2010年代までの4つの10年紀に分散した。これも私らしい。「いいモノは良い」と、偏見少なくいろんな曲を歌って来た証左であろう。

とはいえ、実にやる気がないカラオケだったのも事実である。裏を返せば、技術的には相当に進歩しているということだ。まぁ、1位の多さからして当然ではあるのだが…。

これからの私の課題は「肩の力を抜くこと」だと改めて教えてもらった気がする、そんなカラオケであった。