宇宙でトイレ修理 | ものづくり系会社員の戯言?

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「心」の世界から「ものづくり」の世界に転身して奮闘する『変わり者』の徒然日記



toilet







 日本時間の今朝6時、




 米・フロリダ州の


 ケネディー宇宙センターから、




 スペースシャトル


 『ディスカバリー』が無事に打ち上げられました。




 外部燃料タンクの


 断熱材が5箇所ほど欠落したようですが、




 今後のミッションには影響が無い様で一安心。




 


 3日には


 ISS(国際宇宙ステーション)とドッキングし、




 4日には、


 日本の実験棟『きぼう』の取付作業にかかり、




 15日に帰還の予定です。






 しかし、


 今回の『ディスカバリー』打ち上げに当たっては、




 『きぼう』の取付作業の他に、重大な任務があるんですが…






 それは、


 宇宙ステーションのトイレ修理。




 必要最小限の物しか持ち込めないのでしょうが、




 システムは幾重ものバックアップがあっても、




 トイレが一つしかないとはね。




 


 トイレといっても、


 


 無重力の世界ですから、


 


 排泄物を強制吸引し、


 内部で空気と水分を分離する仕組みだそうで、




 装置も大掛かりで


 複雑な物になっていると思いますが、




 使えなくなると大変でしょうねぇ。






 今回は、


 ステーション内での部品交換では済まず、




 急遽、『ディスカバリー』で


 地上訓練に使用しているものを持って行きましたが、




 打ち上げに際しては、


 重量バランスが厳密に調整されている、シャトル。




 担当者は、かなり悩んだんだそうですねぇ。