主翼後方の胴体に、
「日の丸」が見える、この航空機。
日本の航空自衛隊が
待ちに待ち望んでいる『空中給油機』で、
旅客機の『B767』を開発母機に、
空中給油・輸送機に改造すべく、開発を進められています。
航空自衛隊では、
2001年12月に採用決定。
2003年3月に、
初号機の購入契約が交わされたんですが…
まだ納入されていません。
しかしながら、
先月、アメリカで、
『F-15E』戦闘機への夜間給油に成功したようです。
開発を進めるボーイング社は、
「FAA(米国連邦航空局)の認可取得後、今年中に2機納入する」と発表していますがね。
納入が1日遅れると、
商社から、
「遅延賠償金」として、約1100万円が、
防衛省を通して国庫に支払われているそうですよ。
で、その行方は?
他にも、
契約を結びながら、
米側から納入されていない装備品があった筈ですが…
その問題って、
いつの間にか、忘れ去られている様な…
それに、
空中給油機が納入され、
運用能力がアップしたとしても、
肝心の「主力戦闘機」に欠陥が見つかっている現状では…
どうしたもんでしょう?┐( ̄ヘ ̄)┌