　昨年は、12月に記事を掲載しないまま年明けとなってしまいましたが、本年もよろしくお願い致します。

さて、今年初めに掲載することにしたのは、gratrixanumの‘Big Up Dorsal’のセルフ2個体です。どちらも初花でほぼ同時に開花しました。親の‘Big Up Dorsal’はロアードーサルがドーサル化した花(ダブルドーサル花)ですが、今回開花した株も親株と同様にダブルドーサル花が咲きました。既に昨年、この兄弟株が関西パフィオ同好会の審査で入賞しています(参照：最新入賞花・2023年3月12日 (kansai-paphio.com))。参考までに昨年も掲載したK216×‘Big Up Dorsal’もちょうど開花していますので掲載しておきます。この個体も片親の影響で僅かにダブルドーサル化がみられますが、標準的なgratrixanumとあまり変わりません。今回の２個体との違いがよくわかると思います。

No.1（NSW65ｍｍ DW43mm PW20mm LDW49mm)

No.2（NSW70ｍｍ DW41mm PW20mm LDW46mm)

K216×‘Big Up Dorsal’（NSW80ｍｍ DW46mm PW15mm）

Paph.gratrixanum