何に違和感があったのか?の結論の件 | すぽぬるぽ

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プロ野球のことを中心に、
ニコ生パーソナリティの「はかせ」が色々なことを綴ります。

あのー、責任を取るということで丸坊主にした、桜木花道さんの件です。


嘘です。


えっと、なんか報道とかyoutubeとか見て、
すごく違和感があって、
何に違和感があるんだろう??って、ずーっと考えていて
ようやく自分なりの結論が出たので、備忘録的に書こうと思います。

なので、既にこの時点でちょっとでも不快だなって思った人は
下の文章は読まない方がいいと思います。




■そもそも何があったのか?
 1、アイドルは恋愛しちゃいけないというルールがあった
 2、特定の男性と会っていた
 3、写真集に掲載されることになった
 4、自分の判断で丸坊主にした
 5、ユニット内で降格することになった

ざっくり書くとこういうことだったっていう理解です。

で、どこに違和感を感じたのか?というと、
1~5全部ですw

一つ一つ整理していこうと思います。


■アイドルは恋愛しちゃいけないのか?

これは、スタンスの問題だと思うんだよね。

例えば、
 ・宗教上の理由で魚を食べられない人、
 ・1ヶ月のモバマスの課金は5000円までときめているニートの人、
 ・お母さんは醤油を買いに行ってかえってきていないだけで
  決して文化講座の若い講師と一緒に駆け落ちなんてしていないと信じる
  山田君 など

まあルール的なものだし、
別に法律に違反しなきゃ、あと社会的に許される範囲なら、
周りが「絶対やめなさい」って言う必要はないじゃん。

アイドルっていうキャラクターを作って行くという中で
恋愛禁止っていう項目をつけるのもそりゃいいでしょうよ。

でもさ、実際20歳そこそこの年頃の女の子が
好きな異性の一人や二人いてもいいと個人的には思うんだよねー。

当然、見せ方とかは慎重にしなきゃないけどさ。
不倫とか、なんかそういうのじゃなかったらさー、
仕事頑張ってる前提だけど、何となくファンは応援すると思うんだけどな。

どのみち、売れっ子になればなるほど、
出会いなんて業界内っていうか、仕事関係以外無い訳で。

ほら、学生時代を思い返してごらんなさいな。
彼氏がいる女の子でも「かわいいなー」とか
「ああいう彼女がいるといいなー」とか
あったでしょ?
「あいつは彼氏がいるから憎い。何をやったとしても、応援できるか!」
みたいなことはなかったわけで。
仮に「あいつのやることは応援できない!」ってことがあったとしたら、
それは彼氏がいるからではなくて、もっと別な理由だと思うんだよね。

整理をすると、
そもそもアイドルがリアルに恋愛しちゃいけないルールっていうのが
ちょっと厳しいんじゃないのかな?って、思ったりします。


■何に対しての謝罪であったのか?

俺ね、この点がけっこう違和感があったんだよね。
っていうのは、1で、恋愛禁止っていうルールがあったわけじゃん。
ってことは、2の段階で1のルールを破ってる訳ですよ。

そうすると、彼女が謝罪しているのは、
 ・2の男性に一時でもココロを許してしまったことに対してなのか
 ・一時でも誤解を招く行動をしてしまったことへなのか
 ・ルールを破ったことが週刊誌にばれちゃったことなのか
どれへの謝罪なのか、よくわかんないんだよね。

事実は週刊誌に掲載されたってことしかない訳だけど、
もし週刊誌に掲載されたことへの謝罪という話であれば、
「ルールを破ってもばれなきゃいい」
っていうスタンスの訳でしょ?

むしろそっちの方が問題なんじゃないの???


まあ、「人間そんなにきれいな生き物じゃないじゃん」って
言うことだとするんであれば、
アイドルは恋愛しちゃいけないっていうのも、
要するに形式美みたいなもんじゃん???
じゃあ、別に謝罪する必要ないじゃん?
いや、謝罪してもいいけどさ、
それは「ただの友達です。
軽率な行動で誤解させてすみませんでした」でいいじゃん。

だって、みんな形式美だってわかってる訳だし。
この辺が、本当によくわかんない。


おまけに、現時点では男性側は男女の中を否定している状況なんだって。


余談だけど、男性側は男女の中を否定するんだったら、
一時でも勘違いされちゃう行動を取らせてしまったことに対して男性側もきちんと謝罪すべきだし
彼女じゃなくて男性側がいろんなところで矢面にたって守るべきじゃん。
たとえそういう関係じゃなくてもさ。

まあ、彼女の方が知名度とか売れてるから、そうしたかもしれないし、
むしろ彼女が男性側を守ったようにも見えちゃうけどね。


■誰に対しての謝罪であったのか?

彼女は誰に対して頭を丸めて「謝罪」をしているのか?

・ファンへの謝罪のケース
  謝罪の形として丸坊主にするとか、本当に勘弁してほしいよね。
  だって、スキャンダルの記事が出てる段階で、
  彼女のファンは相当傷ついてるわけじゃん。
  にもかかわらず、好きな子が髪型を変える、っていうか、丸坊主。
  「えーーーーー」ってなるよね?
  さらに傷ついちゃうよね?なんで、
  彼女自身がファンの傷口に塩を塗るの??
  ファンの中のごく一部の丸坊主フェチの人は「きたーーーー」って
  なってるかもしれないし、
  SODの丸坊主のAV女優の方を起用する企画を
  いままでやってきた方とかは
  「いよいよ俺の時代が来たんじゃねぇ?」とか
  思うかもしれないけど、
  そんなの全体の極々少数じゃん。

  ということで、丸坊主はファンへの謝罪の形ではございません。


・所属事務所への謝罪のケース
  謝罪の形として丸坊主にするとか、本当に勘弁してほしいよね。
  だって、スキャンダルの記事が出てる段階で、
  彼女のアイドルとしての価値は
  相当なダメージを受けてる訳でしょ?
  そのスキャンダルな記事なだけで、もしかしたらドラマとかの役柄で
  イメージが違うとか言われちゃうかもしれない。
  そうなってくると、役柄も降板とかだってあり得る。
  それだけでも、頭いたいなーって思ってるところに、まさかの丸坊主!

  えーーーーー。

  ってなるじゃん?スキャンダル以上に使えないじゃん。
  レポーターとかに使ったら、
  お茶の間で知らなかった人とかも見ちゃう訳じゃん?

(お茶の間イメージ)
  お父さん「おい、母さん。最近の女の子の髪型、さっぱりしてるなー」
  お母さん「あらやだ、お父さん。違いますよ。
       きっと罰ゲームか何かでああいう髪型なんですよ、きっと」
  お父さん「そういえば、よしおがまだ学校に通っているときも、
       あの髪型にしてから
       部屋に閉じこもるようになったんじゃないか?」
  お母さん「そうでしたっけね?
       もう、ずいぶん前のことだから忘れちゃいましたよ。」
  お父さん「もう5年になるかな?よしおが部屋に閉じこもってから」
  お母さん「私はよしおが元気だったら、
       それだけでいいんですよ(しくしく」
  お父さん「・・・・・」

  とか、変なトラウマスイッチ入っちゃうかもしれなくて、
  そうなったら困るから絶対テレビにだって使われないじゃん。

  ということで、丸坊主は所属事務所への謝罪の形ではございません。


・運営の人?への謝罪のケース
  謝罪の形として丸坊主にするとか、本当に勘弁してほしいよね。
  だって、元々恋愛だめってルールでやってて、
  今までだってルールを破って
  色々とそれに対しての責任を取ってきた訳でしょ、みんな。
  これで仮に処罰=丸坊主みたくしたら、
  「丸坊主にすれば、恋愛禁止のルールを破ってもOK」みたいな
  前例出来ちゃうじゃん?
  だからどういう展開にしろ、丸坊主にしたこととルールを破ったことは
  絶対リンクなんてさせたくないじゃん。

  ということで、丸坊主は運営の人への謝罪の形ではございません。 


■では、なぜ彼女は丸坊主にしたのか?
  ファンのためでも、所属事務所のためでも、
  運営の人のためでもないとすると、
  なぜ彼女は丸坊主にしたんだろう??って考えたとき、
  ちょっとよぎったのは、「髪は女性の命」とまで呼ばれるものですよ。
  それをなぜ彼女は切らねばならなかったのか?

  ズバリ!賭け事の代償!!と考えるのはいかがか????


【ここから妄想が入ります。】


<前回までのあらすじ>
  なんか地下組織みたいなところで、
  人質に取られた友人が殺されそうになって
  「まってーな。そいつ(人質となった友人)の命の代わりに、
   この髪をくれてやるさかいに、ゆるしたってーな」
   (丸坊主にされる)
      ↓
<その後事務所にて>
  社長  「お前、その髪どうしたん?」
  アイドル「どうもしてへん。イメチェンや。」
  社長  「イメチェンって。
       お前アイドルやろ?それくらいわかってるはずや。」
  アイドル「ははは。仕方なかったんや。
       でも、この頭じゃ、もうアイドルは無理や。
       今日でアイドルは卒業や、卒業。」
  社長  「お前・・・・」
  アイドル「社長さん。本当に勝手な事してすんませんでした。
       でも、私はこの頭になってしまったことに
       後悔はありません。」
  社長  「お前は、うちの事務所の最初の売れっ子タレントや。
       どんなつらい事があっても、一緒に乗り切ってきた仲や。」
  アイドル「ほんまにすんません」
  社長  「お前を街でスカウトしたとき、この子しかおらへん。
       そう思ったんや。
       亡くなった娘にそっくりやったお前を見たとき、
       あの子が見れんかった夢を、
       一緒に見れるとそう思ったんや」
  アイドル「ほんまに、ほんまにすんません。」
  社長  「まだまだやってないことばっかりやん。
       TVのオーディションに落ちるたびに、
       いつか冠番組取ろうって、
       屋台のラーメン屋で泣きながら語り合ったやん。
       あれは、嘘やったんか。」
  アイドル「うちかて、アイドルやめたくはないんや。
       でも、もうこの頭ではどうしようもないし、
       この頭になってしまった理由は、誰にもいわれへん。
       たとえ社長にも」
  社長  「ほな、お前は、その頭になってしまった理由はいえんけど、
       まだアイドルは続けたい、そういうことやな?」
  アイドル「はい」
  社長  「わかった。わてにまかしときー」
  アイドル「え?どうにかなるんですか??」
  社長  「ただし、この道は険しいで。
       今までで一番険しい方法やけど、それでもええんか?」
  アイドル「アイドルを続けられるんやったら、
       どんなことでもやってみせます!!」
  社長  「いい目しとるやないか。これから忙しくなるでー」
         ↓
<その後喫茶店にて>
  マネージャ「ダミーでスキャンダルの片棒を担ぐなんて、
        そんな話、受けられるわけないじゃないですか」
  社長   「そこをなんとか。この通り」
  マネージャ「おたくの事務所のために、理由もなく、
        メリットだってない。
        なんでそんなマイナスなことばっかりなことに
        うちのタレントを巻き込むんですか?」
  社長   「頼めるのは君んとこだけなんや。」
  マネージャ「どんなに頭を下げられてもだめなものはだめです。」
  男タレント「ひまわり、いつもありがとうございます。」
  マネージャ「え?」
  男タレント「どんなに小さいライブにも、
        いっつもひまわりが送られてきてた。
        あれ送ってくれてるの、社長さんですよね?」
  社長   「そ、そんなんしらんがな。」
  男タレント「最初にお仕事を一緒にしたケーブルTVのロケで
        ビビってた俺に
        ひまわりくらいには堂々としてろって
        アドバイスしてくれたじゃないですか?」
  社長   「そんなこともあったかな?あんまり昔過ぎてわすれたわ」
  男タレント「どんなに売れっ子になって、
        彼女は必ず挨拶に来てくれます。
        そんな彼女を見るたびに、
        俺もがんばらなきゃって思うんですよね」
  マネージャ「それは、それ。こんなダミーのスキャンダルを
        受ける理由にはなりません」
  男タレント「今回だけ、ご協力させていただきます」
  マネージャ「えーーーー」
  社長   「ほんまか。」
  男タレント「ただし、こちらの公式見解はお友達の一人です、
        の一点張りですからね」
  社長   「ありがとう。ほんまにありがとう。
        このご恩は一生忘れないからな。
        ほな、次にいかなならんとこあるさかいに。」
  マネージャ「ちょ、ちょっと。これどうするんですか??
        どうなっても知りませんよ?」
  男タレント「まあ、いいじゃん。
        ちょっとくらい遊んでるイメージあった方が
        プラスになるよ。
        それに本音では、
        俺はお友達以上の関係になってもいいんだけどなー」
  マネージャ「もう、冗談はやめてください。
        それよりもそろそろ次の現場に行かないと」
  男タレント「スキャンダルとかあると、
        やっぱ取材とか忙しくなるんだろうなー」
  マネージャ「当然です!
        タレント人生かけないと、本当に消えちゃいます!」
  男タレント「だよねー。やっぱ、選択失敗しちゃったかな?」
  マネージャ「タレントとしては馬鹿ですけど、
        男としては、うーん、まあまあですかね?」
  男タレント「そこは、いい男っていってくれよ。」
  二人   「ははは」
      ↓
<その後料亭にて>
  女性「いつも自分の予定があるときだけ、呼びつけるのね?」
  社長「今回はお願いやないで。ビジネスや」
  女性「これが電話で話してた記事?」
  社長「この記事を買ってほしい。
     代わりに、うちのを泣かせた奴らが
     ちょっかいださんようにしてほしいんや」
  女性「ずいぶん抽象的なビジネスね。
     こんな記事出したら、アイドルとしては致命的よ」
  社長「わかっとる。
     わかっとるけど、わてが考える最良の方法がこれや。
     ここで勝負にでんと、一生後悔するさかいに、どうか。」
  女性「あなたは10年前と何も変わらない。
     信じる道をただ突き進むばっかり」
  社長「そうや。ただ、あの頃よりは
     少しはビジネスちゅーもんがわかりはじめてきたんや。
     今回は持てるものは全部賭ける。
     頼める人には全部頼む。そういう勝負や。」
  女性「賭けの対象のこの子は、どん底から這い上がって行けるの?」
  社長「わからん。わからんけど、あいつの目は死んどらんかった。
     なら、また這い上がって行ける、そう思うんや。」
  女性「わかったわ。ビジネス成立と行きましょう。」
  社長「よっしゃ」
  女性「せいぜい儲けさせてもらうわ」
  社長「周りが余計な詮索をしないように、
     でっかい花火をおねがいするわ。
     ほな、次があるさかいによろしく頼むでー」
  女性「本当に忙しい人ね。さてと、若頭いるかしら?」
  若頭「はい。編集長には先ほど連絡を入れておきました。」
  女性「そう、準備がいいわね。資料も送っておいて。
     それから、会長に会いに行くわ。車を回してちょうだい」
      ↓
<とある会議室>
  社長「えらいすんません。
     記事が出るって連絡があったときには、もう止められん状況で」
  運営「あそこは、元奥さんのところの系列でしょう?
     止められないなんて事はないでしょうに。
     ふふ。まあいいです。
     で、おとしまえはどうするつもりなのですか?」
  社長「えー、本人たっての希望で、
     頭を丸める方向で行かせてください」
  運営「そうですか。頭を丸めるねぇ。まあ、いいでしょう。
     当分の間、研究生として、レッスンに励むよう伝えてください」
  社長「ありがとうございます」
  運営「それと、話は変わりますが、最近我々をつぶすために
     アイドルたちにちょっかいをかけている輩がいるようです」
  社長「そりゃ、おっかない話ですねー。
     気をつけるように言っておきます。」
  運営「そうですね。これ以上のスキャンダルはさけたいところです。」
  社長「それでは、記者会見の準備もあるのでこの辺で」
  運営「彼女に伝えておいてください。
     優しいだけではトップはとれないと」
  社長「は?わかりました。それでは、失礼します。」
      ↓
で、今回の事件w

【以上、妄想終わり】

全然こんなに長く書くつもりなかったんですけど、
書いてたら楽しくなっちゃってw

ま、髪を切ってまた一からやり直しってことになったわけですが、
ファン的にはどうなんだろう?許せるのかな??

本人としては、何かにけじめがついたんだろうか???

事務所とか、運営とかに携わるひとも
仕方ないって思えてるのかな??????

備忘録的に最後に書いておく事があるとしたら、
「何が本質的な問題」で「その解決策は本質的な問題を解決できてるか?」
ってことがはっきりしないと
多分「どんな謝り方をしてもしっくりこない」ってことだな。