ひとりの市議から不隠当の発言部分があるから、削除の申し出があり、議会事務局室に呼ばれて説明を受けました。「議員の活動の中で、一般質問は一番大切なものであるから、議事録からの削除には応じられない。前例になって、発言に神経がとられ、今後の議員の発言に影響しては困る。一般質問での自由発言は大切なもの。反対する」。

 その後、議長、副議長、事務局で協議して議事録から削除が発表されました。沢山の部分カットが審議されたようですが、黒の部分だけです。1年生議員だからというのがあったようですが、良心がとがめたのでしょう。

 方言は良かったのでしょう。議会弁など、ほんとの心を伝えるときは役にたちません。

 まだまだ、市民の一般常識判断から脱却できない。市民感覚を忘却できません。市民でもあるし、議員でもある。ああ・・・・。




<発言が削除された議会議事録>


○議長(森山 昭君) 次に、3番、伊藤得三さんに発言を許可致します。3番。

   [登壇]

3番(伊藤得三君) 私は、清掃センターにおける事故について、1つ、事故の推定原因について、2つ目、改善計画書の適切判断について、3つ目は運転再開について。なお、昭栄地区の再開発事業について、1つは会社の設立について、2つ目は監査、契約書について、3つ目は現状と今後の予定について。なお、最後に市の花ヒメサユリについて、以上質問いたします。よろしくお願いします。

  なお、― ―でございますので、私こんがらがっていますので、できたら年寄りのために1番だけお答えしていただいて、それに対して質問していきたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(森山 昭君) 伊藤議員、ちょっと。質問内容は、全部これでいいんですか。

○3番(伊藤得三君) ええ。だって、これでいいということで一応了解とってありますし、あと詳しいのはみんな申し上げてあります。いいでしょう。ここまで質問するわけ。

○議長(森山 昭君) ここで。

○3番(伊藤得三君) だって、そういうふうに・・・・

○議長(森山 昭君) 一問一答はそういう形になって・・・・

○3番(伊藤得三君) ああ、そうですか。全部じゃ今質問します。じゃ、読み上げます。私、年寄りに免じて申しわけない。私の失敗で、全部質問を詳しくしていいと。概略を説明して、あと席へ帰ってー ―でやれると思ったらそうでないというので、全部読み上げます。いや、困ったな。まあ、いいや。私は話下手ですので、原稿を読み上げますが、よろしくお願いします。

  清掃センター運転再開について。1つ目は、事故の推定原因です。現在、警察、労働基準監督署が原因究明のため、捜査、調査を継続しているところですが、現時点では清掃の作業補助をしていた被害者本人は、点検口からごみ粉砕機内部をのぞき込み、バランスを崩して転落したと推定されます。「推定」の「定」が定めるなんで、断定だと思うんですけれども、それでこの市の発表の分は誰がつくったのか、誰だか、その書いた方、原文をつくった方を聞かせていただきたいと思います。

  なお、こんがらがっていますので、私大分頭に来ていますので、読み上げますけども、事故が起きた、誰が警察、監督署へ第一報をお知らせしたか。

  それから、捜査が入った。まだ捜査は済んでおらない。途中であると。そういう捜査の仕事を三条市もする。これは三権分立と言いますけれども、そういうのを考えると、これは三条市の越権行為でないかというふうに思います。警察を出し抜いて転落が原因だとはどういうことですか。していいんですか。しなければならないそのわけがあるのだったら、その理由を克明に聞かせていただきたい。本人のしくじりで片づけてしまったその理由があるものと私は推定します。なぜ断定したか。私の推定は、どうも何か理由があるんじゃないかというふうに推定しました。そこらあたりをよく考えていただきたいと思います。この年になると探検が大好きでございますので、いろいろ根っこの根っこ、根源を求める。そういうことが無性に大好きになりましたので、いろいろ申しあげます。糸のこんがらがったのを解明するのが大好きな趣味でございますので。

  1つは、入札の問題です、機械を入れる時の。2社が入札に参加して、それで結局は安いところを選んだということですけれども、安い物がこれはいいとは限らないんです。私たちの年寄りの常識では、ただほど危ないものはない、安い物ほど銭失いというようなことわざもありますで、こういうところ、どう考えたのか。

  それから、一番大事な安全装置は誰が調査したか。みんなエコに任せたのか。そうじゃなくて、専門家を連れいってそれを調べたのか。それとも安いからということでそっちのほうへ発注したのか。

  なお、その機械は、これは私の考えですけれども、怒ってもいいです。どうぞ怒ってください。ブレーキのきかない、ハンドルがめちゃくちゃな、そういう機械であったんではないかと思います。ハンドルもきかない、ブレーキもきかないそういうもの、それを下請け業者に与えて、契約をして、仕事をさせて、そういうことをしたのではないでしょうか。全ての死の、死んだ原因は、根源は、危険な機械に存在したのではないでしょうか。危険な機械を与えた、それが根源ではないでしょうか。軽はずみにも警察を出し抜いて転落だと発表した根源、その根拠は、その事実を隠すためのものと考える。そう考えるのは、これは間違いでしょうか。一般常識では、私はそれが三条人の常識だと思います。その辺を聞かせていただきたいと思います。常識が通らない行政であっては困るんで、私は一般常識で申し上げたんですが、そういうふうに考えます。

  それに、次行きますけど、どんどん行きますけども、1                  

 1                                           

 1                                           

 1                                           

 1                        ほかのこともいろいろ考えられるんです。だから、たかが2メートルですか、3メートルですか、落下して本人が死ぬはずがない。私なら、2メートル下へ落ちても死にません。だから、理由はどう考えても見えてこないのに、転落しただけでそれが死の原因だと、根源だと、こういうのは私にはどうしてもわけがわかりません。本人は、地獄で泣いていると思います。勝手に俺のしくじりのせいにするな、俺は機械が憎い、勝手な役人が勝手な推定をして非常に憎い、恨んでやる。ゆうべ夢見たんです。そういう声が夢の中に出てきたんです。



 議事録から削除された発言


                         スイッチを押した人がいる、その人と死んだ人と、もし仲が悪かったらどういうもんでしょうか。スイッチを押したら死ぬ、見えない条件があります。声は聞こえない、押せば事故になる。それを承知して、もしですよ、こういうことを言うと叱られるですけれど、私の、年寄りの推論ていうか、推考ですから、これは他殺も考えられる。本人がノイローゼにかかって自殺したのかも知れない。