国際結婚と中国語と、ときどき猫と村上春樹 -2ページ目

国際結婚と中国語と、ときどき猫と村上春樹

国際結婚のこと、猫のこと、中国語のこと、料理のこと、音楽のこと、買い物のこと、日々のこと、好きな村上春樹さんの小説のこと。

こんにちは。

 

最近は車の免許の試験があったり、日本に一時帰国したりで、また日数が空いてしまいました。

 

そこで、ひとまず近況を簡単にブログに書いておきたいと思います。

 

旦那は精神科で処方された躁うつ病(双極性障害)の薬を、だいたい3週間~4週間近く飲んだところで、

 

飲むのをストップして様子を見ることにしました。

 

というのは、薬に頼りたくないという本人の強い意向があったからです。

 

ちょうどこのころは、もうすでに躁状態らしい傾向もなく、また鬱状態でもなく、

 

平穏そうな精神状態でした。

 

処方されていた薬、バルプロ酸ナトリウム(デパケン)は、躁状態、鬱状態に効くだけでなく、

 

予防効果もあるということだったので、本当は私は飲み続けてほしい。。と思っていたし、それを正直に伝えたんですが、

 

結局「躁うつ病の症状が現れ始めて、薬を飲んだほうがいい、と私と旦那二人が判断した場合には飲む、それ以外の時は

 

飲まない」

 

というところに落ち着きました。

 

これは心配性の私にとっては、常に気が抜けなく不安は尽きないのですが、

 

薬だけに頼ることには私自身も疑問を感じていたので、とりあえずは当分これでやってみよう、これでうまくいかなかったら、

 

次はまた対応策を考えよう、と自分自身を納得させました。

 

で、日本への一時帰国(約一週間)は何の心配もなくつつがなく過ぎました。

 

それから台湾に戻ってきて、旦那は日本と台湾との気温の差で熱中症気味になり

 

(旦那は南国生まれのくせに昔から汗っかきで、暑さに弱い)

 

体長を崩してそこからまた鬱っぽくなってしまったので、鬱状態のあとには躁状態が来るかもしれないから

 

気を付けなきゃ。。とアンテナを張っていました。 鬱状態の間に、ストレス軽減できないかと思って

 

天気が良いから近所を軽く散歩したらどう?とか、

 

軽くストレッチしたら気分がすっきりするかもよ?とか、いろいろアドバイスをしてみたのですが、

 

そっちは効果があったのか??です。

 

で、先週の土曜日。夜中。突然寝付けなくなったようで、夜中の3時過ぎにやっと寝たと思ったら、翌朝8時に起きて、

 

友だちとバスケをしてくる、と言って出かけていきました。

 

帰って来てからも、なんだかずっとハイテンションで、いつもより話が多い。

 

これはちょっと危ないかも。とピンときました。前回の躁状態が現れ始めたときと症状はほぼ同じだし、

 

あの時も突然朝早く起きて友達とバスケをしに行ったのです。

 

だから、私はすぐに言いました。「今日の夜は、眠れないと思ったらすぐに薬を飲んで。」

 

そこから少し口論になったのですが、

 

結果として旦那は私の意見を受け入れてくれて、デパケンと睡眠導入剤を飲み、その夜は 

 

よく寝てくれて、8時過ぎに起きてきたのでほっと一安心。

 

翌日は、多少テンションが高いものの躁状態がひどくなっているということもなく

 

(むしろ軽くなっている感じ)だったので、ここでもまた一息。

 

なんというか、基本的にこの病気は治ることがないと言われているので、

 

うまく付き合っていく道を探すしかないのだと思います。

 

理想としては、症状があったとしても、社会生活に支障がない程度の軽いものになるように

 

生活環境と身体を整え、隣でうまくサポートしていくことかな、と思うのです。が、

 

心配しすぎて口出ししすぎると相手も窮屈に思いストレスになったりするので、

 

まずは自分自身の心をしっかり見つめて、自分の中にあるのがどんな種類の不安なのか、

 

不安はどこから来るのか、相手への不安、だけど不安の正体は自分自身で作り出したものじゃないのか?

 

ときちん自分の心に問いかけることが大事なんじゃないかと思っています。

 

それから、もちろんパートナーをきちんと観察するけれど、適切な距離を保つこと、

 

自分自身が疲れたときは、自分を優先させること、そういう風に気を付けています。

 

冷たく聞こえるかもしれませんが、相手と本当にいい関係を築いて長く付き合っていくためには必要なことだと

 

思っています。

 

 

正直今の方法でどこまでうまくやれるのか、またすぐに再発するんじゃないかという不安はあります。

 

ですが、ネットで調べた情報に「基本的に長期的に薬を飲み続ける必要がある」と書かれているから

 

それを鵜呑みにして、「絶対に薬を飲ませ続けなきゃいけない」と相手に強要する前に、

 

まず最低限の薬の服用でもやっていけるかどうか、

 

実験としてでもいいからやってみよう、といったところです。そうでないと旦那も納得できないだろうし、

 

私自身ももし薬の服用を最低限の量に減らしてもやっていけるのならそれが一番ありがたいと思うからです。

 

さっき言ったように、もしうまくいかなかったら、その時はまたその時で考えをあらため、旦那と話し合うしかないと

 

思います。

 

それでも旦那が服用を拒むようであれば、離婚も視野に入れるかもしれないし、先のことは可能性でしかないので

 

何とも言えません。

 

薬以外の部分では、最近は特に食べるものの栄養に気を付けるようになったし(たんぱく質や鉄分をきちんと摂るなど)、

 

旦那は瞑想を、私はヨガをよくやっています。

 

その他にも、旦那には近々甲状腺や胃腸に異常がないかどうか、健康診断を受けてもらおうと思っています。

 

まずは身体を整えることが心にとっても、非常に大事だと思うからです。

 

だいたいはそんなところでしょうか。

 

長くなりましたが、またそのうち近況をアップします。