お母さん、聞こえる?私は、生きていくよ。幼くして命を落とした弟。心ない世間の声に抗い、それでも母は、自由に生きた―。ブラジルの大地に舞い上がる赤い砂に、母と娘のたましいの邂逅を描く渾身のデビュー小説。

 

芥川賞候補、太宰治の孫ということで、読ませてもらいました。

 

私の力不足ゆえ、なかなか難解でした。

ブラジルの情景がどうしても想像できなくて、入り込めない。

 

場面の切り替わりが唐突で、やはり追いついていかない。

 

しかし、芥川賞候補って感じの一冊でした。