全くダメだった 大切なものを失う悲しみを、まっすぐに描いた感動作。 40歳にして免許を取得した戸倉は、友人須崎、 その恋人琴美の3人で、伊勢神宮へドライブに出かけた。 本当の願掛けにいくのだ。著者初の書き下ろし。最初で最後の「泣ける」恋愛小説。 隣町出身の芥川賞作家。 受賞作品はとっても好きだった。 今回読んだ本、文章のリズム感ばかりが気になってしまって 全然入り込めなかった。 評判の本だったので、ちょっと残念でした。