今日の一冊・・・・いきなり引き込まれました。

 

ベテラン放送作家の工藤正秋は、リサーチのために乗車していた阪急神戸線の車内アナウンスに耳を奪われる。「次は……いつの日か来た道」。謎めいたアナウンスに導かれるように、彼は反射的に電車を降りた。 小学生の頃、今は亡くなった父とともに西宮球場で初めてプロ野球観戦した日のことを思い出しつつ、街を歩き始めた正秋。いつしか、かつての西宮球場跡地に建つショッピング・モールに足を踏み入れる。正秋の意識は、そこから「いつの日か来た道」へと飛んだ。四十数年前へ――。

 
阪急ブレーブス・西宮球場を中心にしながら、戦争、北朝鮮帰還事業、
プロ野球の成り立ちなどが展開していくのですが、
野球選手や舞台はすべて実在する存在です。
もう、久しぶりに感動で震えました。
 
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さて、明日からお盆休みをいただいて
 
妻と娘二人の4人で積丹半島へキャンプへ行きます。
 
でも、実は「地獄のテニス合宿」なんです
 
果たして生き残れるのか?ウインク
 
夜はおいしいお寿司を食べましょう!