ここ数日、寝覚めが悪い夢ばかりみていました
数年間、会っていない知人が死にそうだとか
濁流の川に流されるとか
実は原因は分かっていたのです
弱ったとき、逃げたいとき、見たくないものが見えてくる。高校の廊下にうずくまる、かつての少女だったものの影。疲れた女の部屋でせっせと料理を作る黒い鳥。母が亡くなってから毎夜現れる白い手……。何気ない暮らしの中に不意に現れる、この世の外から来たものたち。傷ついた人間を甘く優しくゆさぶり、心の闇を広げていく――新鋭が描く、幻想から再生へと続く連作短編集。
ちょっと常軌を逸したような内容ですが
心の奥底で共感する部分があるような
何とも恐ろしい小説です
とにかく、今夜からは解放されるかな
