知らなかったことがたくさんある日本人の意識を否応なく変えた東日本大震災。誰も描けなかった3.11後の世界に芥川賞作家、荻野アンナが挑む。鋭い観察眼とウィットに富んだ筆致が冴えわたる、軽快な電気(=伝記)小説ここにあり!この先生の本、数冊読んでいますがとっても鋭いです。原発事故のあと、避難所と呼ばれる所がどのように成り立ってどのように運営されたのか、ちょっと分かりました。☆☆☆+この人は信用できると作家だと思ってしまった。(安直ですが)さて、土日と休もうっと。