久しぶりに素晴らし小説を読んだ





沖縄カデナから北ベトナムへ飛び、爆弾の雨を降らせる巨大爆撃機B-52。その攻撃を無力化するため、見ず知らずの4人は基地の内と外を結ぶ小さなスパイ組織をつくった。ベトナム戦争末期の沖縄を舞台に、戦争という抗いがたい現実に抗おうとするごくふつうの人たちの果敢な姿を、沖縄戦後史を通して描きだす。著者の沖縄在住十余年の思索と経験のすべてを注ぎ込んだ傑作長編小説。

☆☆☆

登場人物全てが主人公になっている。
沖縄に行くならこの本を読まなければダメだと思わされました。
作家は現在、北海道立文学館の館長を勤めているので、
一度訪れてみよう。(もちろん、会えないけど・・)

あー、楽しい読書だったニコニコ