この時期、忘年会が多くて酔っ払ってしまうでの


なかなか読書が進まない


思えば、通学・通勤中が一番集中できる読書タイムだったなぁ


さて、今日の一冊は・・・






主人公の幹は赤ん坊の頃、浜辺でわかめにくるまっているところを拾われた。
大平家の家族になった幹は、亡き祖父が始めた実家のB&Bを手伝いながら暮らしている。
美しい自然にかこまれた小さな村で、少し不思議なところもあるが大好きな家族と、平凡ながら満ち足りた暮らしをしていた幹だったが、ある日、両親が交通事故に遭ってしまう。
大事にはいたらなかったが、それから家族が不気味なうさぎの夢をみたり、玄関前に小石がおかれたりと奇妙なことが続くようになる……。

神聖な丘に守られた小さな村。みなしごの主人公が手にした“幸せの魔法"とは?
この美しい世界に生きる希望を描ききった著者の最高傑作!
待望の最新小説。

「一生忘れられない、小さいけれど大きい作品になった。
この小説こそが永く暗い闇を照らす光であってほしい」――よしもとばなな




優しい(「易しい」じゃないよ)言葉で、心象風景が中心となってストーリーが進む小説。
やはりよしもとばななはいいですね。

☆☆☆

2013年、年末になって良い小説にたくさん出会うなぁ。
もうすぐ今年のベスト10発表だ!