フルマラソンの道内開幕戦がいよいよ明日です
たった今前日受付を済ませてきました
と、言っても私が走るのは親子ペア2キロの部
明日もこの完璧な天気の下
友人達には快走して欲しいもんだ
さて、今日の一冊は・・・・
予約を取ることも難しい、評判のレストラン『ハライ』。10月31日午後6時に、たまたま一緒に店にいた客たちの、それぞれの物語。認知症の症状が出始めた老婦人、ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない青年、人の失敗の匂いを感じてしまう女性など、その悩みと前に進もうとする気持ちとを、丹念にすくいとっていく。 足りないことを哀しまないで、足りないことで充たされてみる。注目の「心の掬い手」が、しなやかに紡ぐ渾身作。偶然、同じ時間に人気レストランの客となった人々の、来店に至るまでのエピソードと前向きの決心。
初めて読む作家の一冊でしたが、こういうの好きです。
決して刺激的ではない繰り返される日常にも、少しの不幸やささやかな幸福があるもんです。そういう場所に光をあてて書かれている本は共感します。
☆☆☆です。