年に数回ですが、「こういう本があるから読書はやめられない」


そう感じさせてくれる時があります



今日の一冊もまさにそれ



SWIM BIKE RUN ・・・ 時々仕事

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。


もうちょっとネタバレしちゃうと、現存の人間よりさらに進化した生命がアフリカに誕生して、その生命体を中心に事件が巻き起こるんですね。


しかし、こんな小説を思いつくなんて人間業ではないね。


作者そのものが進化した知的生命体じゃないかと思ってしまう。


久しぶりの

☆☆☆☆祝日