2012年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。
年末年始、例年のように私は妻の実家へ帰省していました。
鳴門大橋の下で渦潮観光船に乗ったり
淡路島一泊旅行で水仙の名所に行ったり
神戸の街を散策したりして楽しんで来ました。
今年も充実の一年にしよう。
さて、旅行中に読んだ今年最初の一冊は・・・
新聞に掲載された「人間再生セミナー 小笠原塾」なる団体の募集広告。有名企業が後援し最終合格者には100%就職斡旋(あっせん)…と良いことずくめだが、肝心の目的が分からない。ひきこもりで休学中の東大生、逃亡していた元ヤクザ、見た目にも仕事にも自信がない女性ライター。挫折感を抱えて募集に応じた男女が「小笠原」で目にしたものとは…。世界自然遺産への登録決定で小笠原諸島の景観や動植物が注目されている。本書でクローズアップされるのは、島に暮らす人々の歴史。日本と世界との関係を知ることで、教習生たちが少しずつだが確実に変わっていく様子をユーモアを交えて描き、温かい読後感を残す。
正直言って、あまり面白くない小説だった。
予定調和というか先が読めてしまう内容で、読んでいて恥ずかしくなるような気持ちにさえなってしまった。
2012年の読書ライフ、スタートは失敗であった。
良い点を言えば、小笠原諸島の数奇な歴史を勉強できたことくらいかな。
☆です


