ちょうど20年前、大学を卒業した。 20年なんて信じられないほど、あっという間に過ぎた。
インターネットの恩恵に浴して、今でも同級生とは頻繁に近況報告をし合い、その流れで年に1回くらいは同窓会で顔を合わせる。
恐らく一昔前なら、お互いにどんな生活をしているのか知る由もないはずだ。ましてや北海道に来てしまった私はなおさらだ。
家族や自分に襲い掛かる病と闘う友達。
仕事に精一杯向き合っている友達。
「生きる」ことを必死に頑張る友人。
気がつけば我々もすでに立派な大人だ。
気持ちはまだ学生なのに、家族ができたり、親を看取ったり、回りがどんどん自分達を大人にしてしまう。
気持ちはまだ若いのに、老人扱いされる日も近い、のかも?