育ったのは田舎の小さな村。
小学校は学年に1クラスしかなかった。
そんな村に、東京の電鉄資本の宅地造成事業。ニュータウンていうのが出来た。
クラスは2クラスになって、テレビと同じ喋り方の子供がホントにいる事に妙な劣等感。
初めて出来た標準語の友達の家。
まず応接間(はじめてシャンデリア見た、今思うとありがちなヤツ。)でビンに入ったプリン(今思うとモロゾフ)いただいてその子の部屋へ。
つーかそんな段取り(まず応接間みたいな)は、田舎にはない。
二階への階段登って、その子の部屋のドア開けると、目の前にマックインの大脱走のポスター。(A1の大きさ)
もちろん、知らなかったので教えてもらった。
衝撃だった。部屋に外国の映画俳優のポスター。しかもおっきい。
見たことなかったけど、めちゃくちゃカッコいい。(あの鉄条網バイクで超えるときのヤツ)
そんなの部屋に貼るもの?はってもいいの?
つーか洋画って大人が見るものでしょ?
淳子ちゃんや百恵ちゃんの切り抜きが精一杯な田舎の小学生。
なにからなにまで
圧倒的なセンスの違い。
そして、訪れる敗北感。
今から40年前のお話し。
今、テレビでやってるブリット見ながら
ふいに思い出した。
ヤッパリマックインはカッコいい。
来年もヨロシクね(^_-)-☆
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