20代は実家を出て、
タガが外れたかのように、
良く言えば自由を謳歌し、
食べたいものを食べ、
飲みたいものを飲み、
やりたいことをやり、
行きたいとこに行き、
夢のような日々を
過ごしていた。


30代からはそうも言っていられず、
親の看病介護、仕事の責任と、
精神的負担も増え、
全く眠れない日が
続いたりした。



39歳で関節リウマチ確定。
確定診断はその後だけど、
むしろ、リウマチより先に
発症してたであろう
シェーグレン症候群合併。


その1年くらい前から、
ずっと体調が悪かった。
朝、起き上がれず
手指が痺れる。

子供の頃から
殆ど運動をしてこなかったから、
今までは若さで乗り越えられたけど、
さすがに年には敵わない。
と、
ちょっと良いベッドに買い替えたり、
スポーツジムに通い出したり、
ヨモギ蒸しに通ったりした。


気づけば、
全身に環状紅斑が広がっていた。
その時はヨモギ蒸しの
好転反応だと思った。
同時に寝汗をかくようになり
急激に痩せた。
これはスポーツジムの効果で
代謝が良くなったのだと思った。
頭痛がするようになり、
熱を測ったら微熱。
寝汗が酷く怠いのも
風邪だと判断した。
そうこうしてるうち、
指が痛みだした。
いつの間に突き指したのかと放置した。


3ヶ月経っても痛みが取れず、
腫れて伸ばせなくなり
水道の水圧すら激痛。
ようやく整形外科へ行き、
今に至る。


あとになってうっすら、
子供の頃入院してすぐに、
先生から
「Rちゃんは膠原病になりやすいから
気をつけないとね」
と言われてたのを思い出した。
「でも今はネフローゼだけだから、
すぐ治るよ」
と。



ごめん、先生。

またやらかしてもーた笑い泣き





そんなわけで、
再び、
子供の頃のように
免疫抑制剤の
お世話になっている。


今は効果の高い薬が沢山あり、
その恩恵を受けて
大きく悪化することなく
日々を送れている。

これも、
ずっと前から
沢山の人たちが関わり、
辛い思いを耐えぬいたことで
新しい治療法が
確立されてきたのだ。



これから先、
私の今のデータも蓄積され、
また新たに、
もっと快適な日常に
なりますように。