こんにちは、木曜担当の豊田です。
フェレットくんをときどき廊下にだして遊ばせてあげます。
背中を丸めてうれしそうに跳ね回る様子はとってもかわいいです。
(かまないでね)
さて・・・
息子が通う学校には、名物?の校長先生がいます。
いつも胸が熱くなるお話しをしてくださって、
親からの信頼も篤い先生です。
金子みすずを地でいくような先生で、
私も大ファンです。
学校では、校長先生自ら「哲学」の授業を担当されています。
1学期の初めのころ、息子が突然、
「ボクが生まれてきたのって奇跡なんだってね」
と興奮した様子で言ってきました。
哲学の授業で、素敵なお話を聞いてきたようです。
どうして奇跡なの?と聞くと、
感動したと目をきらきらさせながら
説明してくれました。
いろいろ推測でハナシの穴を埋めた上で、
たぶんこういうことのようです。
自分の親は2人。
祖父母は2×2=4人。
曽祖父母は4×2=8人。
・・・というようにさかのぼっていくと、
10代前は1024人になります。
そのうちの誰か1人が欠けていても
「ボク」は生まれてこなかった。
だから、
「今、ボクがここにいる」ことが
奇跡
なのだ。
・・・というハナシ。
そんな話を熱く語る姿に、
親としても感銘を受けました。
校長先生に感謝、です。
ちなみに、20代前は?
手許の計算では1,048,576人。
100万人を超えています
その誰もが欠けることなく
その時代に存在してはじめて、
今の自分(私も、みんなも)が存在する、という事実。
その人数をイメージすると、
やはり、奇跡としかいいようがないですよね。
20代前の105万人分の命が凝縮されているなんて考えたら、
やはり命は大事にしなければいけない。
「今ここにいる自分」をもっと愛しんであげたい。
・・・そう思います。