今日は救護ボランティアのお話はお休みして、スパイラルテーピング でなぜ痛みが軽減・消失するか?という素朴な疑問について、今わかっていることをお伝えしたいと思います。

発案者 田中信孝氏の「発案者は語る」 の中に

スパイラルテーピングとは、皮膚部分に刺激を加えることにより、脳への情報を伝達させて元の状態に戻す、又はそれ以上に人間の潜在能力を引き上げることができるのです。

とあります。
皮膚は「第3の脳」ともいわれ、表皮細胞が感じることができるのは、温度や痛覚などだけでなく、色の波動やことだまの波動も脳に伝えているといいます。
確かに、赤色の服を着ると気分が上がるとかいいますよね。

鍼灸師でもある発案者 が、鍼治療の「鍼」から「(テープを)貼り」へ置き換えてこのスパイラルテーピングが生まれました。

スパイラルテープ にはロール状のテープや格子状のテープ、今はスダレテープとかムカデテープといった形状のものまで出てきております。

これは、いろいろと試した結果、部位や症状に合わせて 、一番効果の高いものを使っているのです。すべて伸縮性がなく、薬剤などは塗られておりません。

スパイラルテーピングを初めて体験された方は、まずその即効性に驚かれます目
もちろん、痛みがあるから体験された方のお話です。特にどこも痛くない方は、なにも変わらなくても当然です。

たとえば先日も書きました「腰痛」
突然襲ってきた腰痛に困っているドライバーが、テーピング後すぐに可動域が改善し驚いておられました。

でも後日「テーピングで効いたというのが不思議や」などとおっしゃる(ノДT)

マラソンランナーの方々も、その時は痛みが軽減したと喜んでお帰りになるけれど、
「それはちょっと座って先生がテーピングしている間に休憩できたから和らいだのかも・・・」などと後日ブログに書かれたりしておられるのを見ると、
多分「鍼治療」なら、素直にその効果を信じるのに、見たことのないテープは信じられないということなのだなと思います(゚Ω゚;)

皮膚から脳へ信号を送り、痛みを緩和しているといっても、なかなか理解しづらく、ましてや「潜在能力を引き上げる」などという語句が入ると、たちまち「胡散臭い」というレッテルが貼られてしまいます。

でも、解明されていない人体の不思議はたくさんありますから、「不思議なテーピング」でも良いからとにかく体験してみてください。それで痛みが軽減したり、動きにくかったところが動くようになったなら良いのではありませんか?

マラソン大会で救護テントにおられるドクターは、会長のテーピング効果を目の当たりにされ、痙攣しているランナーなどをどんどん協会のボランティアブースへ送りこんできて下さるようになりましたよ(°∀°)b