すっかり冷え込んだ日本列島・・・週末はますます気温が低下するとのことです雪雪の結晶

気温が下がったりするときは特に、脳梗塞が増えるそうです。特に高血圧の人は、寒さによって血圧が上昇しやすいのでご注意!

ところで、昨日の日本経済新聞 夕刊に

「脳卒中リハビリ進歩、脳に磁気+訓練で効果」という記事が出ておりました。

脳卒中で脳の神経組織が壊れると、運動機能を司る部分から出た電気信号が遮断され、これが手足の麻痺を引き起こすそうです。
動かそうとした瞬間、その動きを実現する筋肉を施術者が刺激することで、別の神経回路の興奮が高まり、信号がその神経回路を伝わる。

これを繰り返すことで、効率よく回路が強化され、楽に動かせるようになる。電気や磁気、振動による刺激を併用するなどして効果を高めているそうです。

このリハビりで注目されているのが、鹿児島大霧島リハビリテーションセンターの訓練室。川平和美教授という方。

二の腕や手のひらをさすって刺激をしつづけ、こわばって動かない指を1本ずつ伸ばす施術を続け、麻痺を改善してこられた方で「川平式」と呼ばれる促通反復療法。

この記事を読んで、私は田中会長が数年前、小児麻痺も子供にたいするマッサージをされているのを思い出しました。

まさに、川平先生と同じように、患者さんの硬直した手を、二の腕や手をさすって刺激を続けておられました。


また、脳卒中後の麻痺に関して調べていると、
以前は「麻痺は治療しても回復しない」とされていたのですが、今日では回復するとされており、脳科学の進歩によって、脳の一部が破壊されても損傷を免れた他の部位が損傷された部位が役割を代行する能力があることが明らかになりました。」とありました。

そういえば、一昨年の臨床研究会で、田中会長が鏡を使ってリハビりをされるお話をされていました。
片麻痺の回復を促進できることを実践されていたのですね。いろいろな症例を毎日診ておられる田中会長から、常に新しい治療法が発信されているのだな~と、事務局がいまさらながら思っておりますキラキラ


皮膚からの刺激が神経回路に信号を送る・・・まさにスパイラル・テーピング とはそういうテーピングなのです。

だから即効性があるのですよね!グッド!
そのため、「魔法だ」「「おまじないだ」なんて言われますけど・・・(-""-;)

しっかりしたルール(理論)の上で施術されている療法ですから、ご安心くださいねOK