続きです。ダラダラ長くてスミマセンあせる





手術も無事に終わり、術後はしばらく大変でしたが、少しずつ合併症も良くなり、予定通り退院。
でも、本格的に大変なのはそれからで、胃を切除してしまった旦那は食事が思うようにできなくなってしまいました。

ホンマに、赤ちゃんの離乳食のような食事を1日6回に分けて食べる。しかも1回の食事に一時間以上かかる。
ダンピングという後遺症もまだまだ出てくる。
私はとにかく、付きっきりで1日中食事の支度をしているような感じでした。

疲れやすくもなり、体力がなくなってげっそり痩せてしまった旦那だけど、生きてまた私のそばにいてくれる……それだけで幸せでした。

毎月、不妊治療で通っていた病院にも旦那が胃癌になった為にしばらく治療を休むと伝えてあったので、私自身の体調もとても楽でした。治療中は薬の関係でよく寝込んだりしていたので。



術後、数ヶ月仕事を休み、旦那が少し早めの職場復帰を果たした時、私も通っていた病院に再び通院開始。

旦那の身体の負担のことや今までの治療結果を考えて、先生から人工受精を勧められる。
これで駄目ならもう諦めよう、そう望んで挑んだ人工受精。

それがなんと1回目で無事に妊娠に至ったのです。



あの長かった5年間が嘘のようでした。





妊娠を喜んでくれた近所の奥さんたちが代わる代わる、
「きっと、旦那さんが手術終わって元気になるまで、奥さんのお腹に入るの待っててくれたんやね」

「パパとママ想いの優しい子やね」

など、言ってくれたのを、今でも覚えいます。


引っ越して来た時から、うちにだけ子供がいないこと、長く不妊治療をしていること、旦那が胃癌になったこと、周りに隠さずに何でも話してきた私。
それを興味本位で聞くことなく、自然に受け入れて、アドバイスしてくれたり、相談に乗ってくれたり、話を聞いてくれたり、本当に本当に沢山助けてもらいました。


そして、
ずっと悩んでいた時に、友達が、「くすのきちゃんの赤ちゃん、今順番待ちしてるだけやから大丈夫よ。順番回ってきたら、ちゃんと来てくれるから」って言ってくれた言葉を思い出しました。




まだまだ油断できぬ毎日だけど、
大切な1日1日をこれからも過ごしていきたい。




娘っ子、今日で一歳だ~ドキドキドキドキ
めでたいニコニコニコニコ


結婚して9年目に授かった娘。

うち、5年は不妊治療をしてました。
あまりにも出来ないので、半ば諦めも入っていて、もう夫婦2人での生活でもいいか……と思い、しばらくは治療を休もうと考えていた矢先、旦那が胃癌の告知を受けました。

もうびっくりで、旦那自身に自覚症状もなく、ごくごく軽い胃潰瘍程度の診断だったのに、後日病院から呼び出されての告知。
しかもかなり悪性で、一刻も早く大きい病院で検査をと紹介状を渡されました。

その時はもう頭真っ白で、考えることは悪いことばかり。
何より、いつも気丈な旦那が大泣きしたことに私までが泣いてしまい、夫婦2人で抱き合いながらわんわん泣いた夜を思い出します。

子供が出来なくてもいい。その時は、夫婦2人で仲良く過ごしていこうと話し合ったばかりだったのに、もしかしたらそれも叶わなくなるのか?と……。




入院中や通院のことも考えて、病院は私の実家の近くにある大学病院に紹介状を書いてもらいました。
今の家からは遠いけど、実家からは車で5分程度の所にあるので、なにかと便利なのです。



結果、癌細胞はかなりタチの悪いタイプの悪性で、周りの臓器やリンパ腺に飛び散りやすいものだったのですが、かなり発見が早かったのが幸いし、助かるだろうと言ってもらえたのです。

こんな初期の段階でこの癌が見付かるのは奇跡的ですよ、とまで言われるぐらい、旦那は運が良かったらしいです。