君に触れた時

懐かしい痛みを感じたよ

暗闇の中一縷の光を感じたみたい

 

何故そんなに可愛い笑顔をくれるの

まるで季節に埋もれた少年の夢に

微笑をくべるみたいに

 

僕は君の痛みを救っているだろうか

光にいざなう夜闇の小鳥のさえずりのよう

僕の哀しみは癒えて行く

 

その小さく細い指で涙を拭うのは止めて

僕の手を握って欲しい

 

ふたりの道がたとえ交わらなくてもいい

神様は思い出を時間に託して僕らはまた巡り逢える

 

ありがとう

孤独な運命が愛の宿命に屈するように

僕の心は愛に溶けてゆく

 

さよならは時間に乗って

また新しい出逢いを連れて来る言霊

さあ、ぼくらは先に進もう

あの遠雷が響いた時が合図

朝焼けが指さす光に向かって翼を広げよう