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DIGman VINTAGE

ディグってきた古着の話

POWELL PERALTA(パウエル・ペラルタ)

タグで読み解く年代判別とブランドの歴史

スケートカルチャーを語る上で欠かせない存在、
POWELL PERALTA(パウエル・ペラルタ)

90sストリートブームの影響もあり、
近年はTシャツやスウェットを中心に
ヴィンテージ市場で再評価が進むブランドです。

今回は、
・ブランドの歴史
・タグ(ネーム)による年代の見分け方
を、古着好き向けにわかりやすく解説します。


■ POWELL PERALTA とは?

POWELL PERALTAは、
1978年

  • ジョージ・パウエル(George Powell)

  • ステイシー・ペラルタ(Stacy Peralta)

この2人によって設立された
アメリカ・カリフォルニア発のスケートブランド

特に有名なのが、
伝説的スケートチーム

BONES BRIGADE(ボーンズ・ブリゲード)

・Tony Hawk(トニー・ホーク)
・Steve Caballero
・Mike McGill

など、
80年代スケート黄金期を象徴するライダーを多数輩出。

スケートだけでなく、
グラフィックデザインや映像、音楽まで含め
ストリートカルチャーの礎を作ったブランドです。


■ パウエル・ペラルタ古着の魅力

POWELL PERALTAの古着が評価される理由は、

・オールドスケート特有の荒削りなグラフィック
・80s〜90sのUSボディ
・当時物ならではのフェードやクラック
・復刻では出せない空気感

特に
SKULL & SWORD(スカル&ソード)


RIPPER(リッパー)


などの定番モチーフは、
今もなお高い人気を誇ります。


■ タグ(ネーム)で見る年代判別

ここからが本題です。
POWELL PERALTAは、
タグを見ることでおおよその年代判別が可能です。


【① 創世記:80年代前半】

 

他ボディタグ

ブランド創設期の1980年代には、

「POWELL PERALTA」のタグ以外に

様々な他のボディブランドが使用されています。

 

 

  • 「Stedman」・・Tシャツ
  • 「DISCUS」・・スウェット
  • 「SPORTMASTAR」・・スイングトップ
この3つは有名どころ。

 


【② 80年代後半】

赤タグ(最も有名)

特徴
・赤地に白文字
・「POWELL PERALTA」ロゴ
・MADE IN USA
・肉厚なコットン生地

👉 黄金期・最盛期

スカル&ソード、リッパーなど
名作グラフィックが大量に生まれた時代。

古着市場で一番見かけるが、人気も最高潮
状態が良ければ高額になりやすい。


【③ 90年代前半】

赤タグ(表記違い・素材変化)

特徴
・赤タグ継続
・コットン×ポリエステル混
・生地がやや薄手に

👉 90s初期

スケートブームが一段落し、
アパレルとしての量産が進んだ時代。

それでも
USA製が多く、
90sヴィンテージとしては十分評価対象


【④ 90年代後半〜2000年代】

白タグ/プリントタグ

特徴
・タグが簡略化
・プリントネーム
・海外生産(メキシコなど)

👉 復刻・再生産期

デザインは往年の名作でも、
当時物とは別物として扱われます。

古着的価値より
「グラフィック重視・着用向け」。

 

■ ©(コピーライト)表記で分かる年代の見分け方

 

― POWELL PERALTA ヴィンテージ解説 ―

パウエル・ペラルタのTシャツやスウェットは、
**タグだけでなく、プリント下部の「©表記」**を見ることで
さらに正確な年代判別が可能です。

 

Powellは©が数字の場合とアラビア数字の場合があります。

例えば・・©MCMLXXXVI

これだと1986年。など

 


■ タグ以外で見るチェックポイント

 

年代判別では、タグと合わせて
以下も重要です。

・USA製かどうか
・袖/裾がシングルステッチか
・プリントのクラック(ひび割れ)
・ボディのフェード感

特に
シングルステッチ × USA製 × 赤タグ
この組み合わせは鉄板。


■ まとめ|タグを知ると古着がもっと楽しい

 

POWELL PERALTAは、
単なるスケートブランドではなく
カルチャーそのもの

タグを知ることで、
「いつの時代に、どんな背景で作られたか」
が見えてきます。

古着屋で1枚のTシャツを手に取った時、
タグを見るだけで
80sのスケートシーンが浮かぶ
そんな楽しみ方ができるのも
パウエル・ペラルタの魅力です。