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こだわり100回

自己満足の世界。俺が勝手に吠えるところ。

さてさて、年末なので今年を振り返りましょう。

今年は常にポジティブでいるということを意識した1年でした。常に楽観的ということではなくて、何かを間違ったときは反省をした上で、そのことに落ち込まずに前向きでいようということです。大変だったけどね。周りの人に助けられました。ありがとう。

もう一つ徹底的に出来たのがPOPを考え続けること。POPであり続けること。POPという軸からブレないこと。何回も言ってるけど「POP=ポジティブ=平和=幸せ」。そんな風に考え続けられたし、自分なりのPOPを示せたんじゃないかなと思います。もしそれが俺と直接出会う人たちだけにじゃなく、このブログ上でも感じられたら、それはとても嬉しいことです。

来年も徹底的に「POP=ポジティブ=平和=幸せ」を体現していきたいと思います。

$こだわり100回-JUMP


POP Life 2010!!
もう年末やけど、今年の年末はいつもとは違って少し大きな意味をもってるのかな。みんなにとってもね。なぜなら2000年代に入ってから最初の10年を迎えるわけやからね。それがどうでもいいのならそれでも良いけど。10歳から20歳の10年ではなく、2000年から2009年っていう時代ありきの10年っていうね。
自分の中では、10年の流れを初めてリアルタイムで追えたっていう、この10年間に若干の愛着に似た感情があるんやね。不思議なもんです。

みんなはどうか分からないけど、この10年に関して、「これが自分たちの時代の音楽だ!」っていうものがあることが嬉しい。2000年の始めっていうのは、自分が高校生になり、多少は自由に使えるお金が増え始めて、自分で考えて音楽を聴き始めた時代なんやね。そうやって自分の好みの音楽が固まっていって今に至るわけやけど。そういう個人的に自由が生まれたと同時に音楽界では(特にロックにおいては)The StrokesとThe White Stripesが出てきて、停滞してた音楽シーンに風穴を開けて、いわゆるロックンロール・リバイバルっていうムーブメントのうねりっていうのを極めてリアルに感じられたし、2000年代半ばから後半にかけてデジタルの波が押し寄せてきて、どんどんスピーディーになっていくのも感じられました。
そういうことでね、この10年間は自分が成長するのと同じように音楽も変わっていったなって。そしてちゃんと音楽の10年も追えたなって。そんなことでこの10年間で作り上げられた音楽の歴史、時代は、これからの自分のベースになるやろうし、60歳になったとき自分時代の音楽はこの2000年代の音楽だって言えると思うんです。ホントに幸せなことです。
「この人と一緒に仕事がしたい」と思ったら、自分がその人に「この人と一緒に仕事がしたい」と思われるようにならなければいけないんだな。ただ思うんじゃなくて、自分をレベルアップさせなければいけないんだな。
金曜日に友達と話してたんやけど、もう音楽はストリーミングの時代なのかなって。Groovesharkっていうストリーミングのサイトがあるんやけど、すごいよ。自分で曲を選んでプレイリスト作って、あとは自分で選んだ好きな曲を聴くだけ。まあこのサイトが法的にどうなのかちょっとわからないけどね(たぶんダメやと思う)。で、ストリーミングが携帯で出来るようになったら、もうそれまでやねって。
その友達の意見では、音楽はタダになるって。すぐにではないけど、10年か15年以内に。音楽がライブとかへのpromotion toolになるって。部分的には賛成やけどね。俺の意見は前に書いたとおりです。
あと、音楽業界では次に何が起こるか極めて分からないので、常に状況を見渡してそれに対応していくしかないね、って言う結論にもなりました。
ちょっと前に「ファンを導く方法」っていうのを書いて、自分のストロングポイントで利益を出せるように、それに向かってファンを導くっていうことを書いたんやけど、その一例みたいな感じで先日行ったKISSのライブとKISSの最新アルバムについて。ちょっとだけ。ホントのちょっとだけだよ。

言わずもがな、KISSの魅力というのはライブにあって、そのエンターテイメント性は俺が今まで見たライブでも一番でした。花火はドッカンドッカン上がる、ワイヤーアクションもあるし、派手さもすごいしね。曲をほとんど知らなくてもロックンロール・スピリットがあれば誰でも楽しめるんですね。で、実際ライブ会場でも十二分に楽しめるように工夫されてました。まず目に付いたのが、大型ビジョンの画質の良さ。あまりそういうのには詳しくないけど、ハイビジョン?並みに画質が綺麗なので、後ろの方の人も楽しめるし、より迫力が伝わってきます。それとサブステージね。アリーナの後ろにちっちゃい円形のステージがあって、そこでヴォーカルが1曲歌ってました。このサブステージの考えっていうのは別に新しくも何ともないけど、メインステージからそこまでワイヤーを使って来るとか、そのサブステージが360度回転するとか、KISSのライブには不可欠な派手さはしっかり落とし込まれていました。回転すると言えば、ドラムも回転してました。

アフターケア?っていうのかな。違うと思うけど、会場ではその日のライブCDが買えました。その日の興奮を思い出に残そうっていうことやけど、ライブが魅力的ならそういう商売もできるんやね。方法としては、会場でアクセスコードを買って、後日ウェブサイトから曲をダウンロード出来るっていう。ちゃんとその曲を焼く用のちゃんとしたKISSのロゴやらが入ったCDももちろん付いてます。

あと、あれだけグッズを出してるKISSがライブ会場ではTシャツとプログラムしか売ってませんでした。

で、彼らの場合そのライブに客を呼ぶための道具としてCDがあるんですね。最新のアルバム、Sonic Boom、すごいことになってました。まず、普通のCD11曲入り。それから15曲入りのベスト盤、さらには今年の4月とかに行われたライブから6曲選んだライブDVD。これだけ全部入ってます。ホントにすごいボリューム。これで12ドルとか。新しいアルバムを聴いて、ベスト盤とDVDでライブに行きたい欲をこれでもかというくらい刺激してます。意図が丸見え。それでもすごいよね。こうやって見てみるとね、このCDの全てがライブにつなげようという意図で作られてるのかなって思います。例えば歌詞がちゃんと付いてるのも、ライブで一緒に歌えるように付いてるのかなとか、ブックレットに載ってるメンバーの写真にはそれぞれのサインがあるのも、KISSというバンド、メンバーに興味を持ってもらうためなのかなとか。

大前提として曲がいいっていうのはあります。そして何よりもね、デビューしてからの35年で築き上げたファンベースと、ライブが素晴らしいという評判がないとね。これだけお金を掛けられるのも、会場が満員になるくらいのファンがいるからこそでね。インディーバンドでこれだけやるのはやっぱり難しいかな。っていうか無理かな。

ちょっとだけと言いつつも、たくさん書いてしまった。
ホントはこんなことしてる場合じゃないけど、忘れないように。

今の音楽業界で、どこで利益を出すかっていうのはアーティストの能力によって違う。ライブが魅力なのであればライブで利益を出せばいいし、音楽のクオリティーが高いのならCDで利益を出せばいい。利益を出せばいいって簡単に言ってるようやけど、実際そこが難しいのは承知です。要は、必ずしもライブが流行ってるからライブをやらなくてはいけないっていうことではないよ。

プリンスがCDを新聞の付録にしたのは、それを聴いてライブに来てもらうため。言わばライブへの導線。最終的にそれなりのお金を払ってもらうために、何かしらをタダで楽しんで貰って、興味を持ってもらう。CDにお金を払ってもらうなら、例えばレコーディングの様子をこまめにブログに書いていくっていうこともできるやろうし、ビデオにしてYoutubeに載せてもいいしね。

利益を上げるポイントによって、そこにリスナーやファンを導く方法は違いますよ。っていう話。

書いてると当たり前のようだけどね。
3年間の思い続けてたことが、ついに叶いました!!

今日初めてTerra Naomiのライブに行ってきました。痺れました。息をするのも忘れました。ただ彼女の歌を聴いていました。

$こだわり100回-Terra Live

ライブが終わってから、彼女と話しました。サインを貰いました。一緒に写真を撮りました。頭が真っ白になりました。

$こだわり100回-Terra auto
"to Shige!"って名前入り!

また近くでライブがあるときには、絶対に行きます。
“穏やかな日々の中を生きたいと思うけど、それがまだ僕に来ないことは分かってる
戦いん中に身を投げたのは僕だから、噛み付いて噛み付かれて波に揉まれてく”

やはり恵まれてる環境にいるからこそ、停滞は罪だね。大変だけど、常に前進、常に総攻撃。そしてどんなに絶望でも徹底抗戦。
他の人が聞いたら全くついていけない、もしくは完全に引く、それくらいマニアックに語れるものが、俺には幸運にも3つあるんですね。
そのうちの一つは言うまでもなくエアロスミスです。
昨日のカレーを試食してもらった友達にね、さんざんエアロスミスについて一方的に語りましたよ。それこそライブDVDを見せたり、エアロスミスがカバーしてる曲の原曲を聴かせたり、グッズを見せびらかしたり、重箱の隅をつつくような知識を披露したり。彼もロックファンやけど、あまりにもマニアックに語ったため、もう鬱陶しかったと思います。

よく思うんやけどね、何でもいいからマニアックに何かを語れる人に語って欲しいんですよ。別に俺の興味のないことでもいいです。服のことでもいいし、化粧品のことでもいいし、動物のことでもいいし、株でも、経済でも、料理でも。何でもいいから俺が呆れるくらい、その人が十分満足するくらい語って欲しいですね。やっぱりそう言う人ってそれだけ情熱を持ってるっていうことやから、話には興味が無くても何かしらインスパイアされることがあると思うんです。そういう情熱に少しでも触れると、自分の情熱の導火線に火がつくんじゃないかな。自分でも自分が情熱を傾けてるものを見たり聴いたりすると、また心の奥底で沸々と情熱の元が活動し始めるんやけど、人からそういうことをされると、また違った風になるのかな。なんて思います。そんなに人からマニアックな話を聞いたことがないのでどうなるか分からないけどね。マニアックに語られたいです。
「大人はバカだから・・」とか、そういう歌を聴いて大人はどう思うのかな。「何を言ってんだ、こいつは」とか「お前に何がわかるんだよ」とか、そんな風に思うのかな。俺なんかはもう20歳を超えてるし、大人の仲間なんやけど、どっちかというとその歌の方に共感します。
それで俺が思ったのは、こういう歌はどう受け止めるべきなのかなっていうことです。歌に乗っかって一緒に「大人はバカだ」と叫ぶべきなのか、それとも「それとも俺はそんな大人にはならないぞ」と思うべきなのか。ちょっとわかりにくいかもしれないけど。
しかしその歌の内容が俺にはわかるっていうことは、まだ大人ではないということなのかな。そういう間はまだ腐ってないと思うし、まだ子どもの立場なのかなって。そんな風に思うかな。

うーん。何を言ってるか自分でもわからないな。