THE LEGEND of SPIDER-MAN

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どーも!
どーもどーもどーも!

お久しぶりです!
何年ぶりでしょう、
このブログから去ってから…あせる

少し私事でキーボードを
置いてから数年…
読者数が劇的に減ってる!

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とにかくまた、ぼちぼち
書いていこうかな?
と思います!メラメラ

皆さん!!!
砂漠の予言者の
アレキサンダー教授と共に、
またご閲覧の程、
よろしくお願いします!!!
音譜音譜音譜音譜音譜音譜
アレキサンダー・アルフォードは世界に名だたるエンパイア大の大きな講義準備室で、もうすぐ始まるであろう発見の旅に思いを馳せながら支度の最終段階に入っていた。

しかし、心配な思いはやまない。あの隕石とやらは一体どれほどのモノなのか。砂漠の砂ごと吹っ飛ばしてはいないか。遺跡を発掘するに当たって遺跡の無事は大変重要である。

そしてもう一つ、心配事があった。先日、スミスと意見が合わずまずい雰囲気を作ってしまい、そのまましばらく立つのだ。そんな原因はやはり、かの隕石。あの隕石とやらは、古い友の縁をも傷つけたがる、そうもアレックスは考えていた。

スミス博士は天文学で、世紀の大ニュースともなった、【巨大隕石】について調べたさで溢れていて、そんな事はどうでも良いと考えていたアレックスは、隕石より遺跡の方が優先されていた。そう、そこで意見が割れたのだ。

今回の発掘調査ではアレックス自身、単独で行う。故に大量のスミシアンへの講義をかかえたスミス博士は隕石の調査に向かえないので、アレックスに標本の採取兼サンプルの摘出を依頼した。しかし、先ほどにも述べた様に、アレックスはどんなに砂漠が荒れようと、発掘調査を優先していた為、キッパリ断った。そうなのだ、スミス博士の心にある不安は、これだったのだ。
スミス博士は、天文学博士兼教授であるが、エンパイアステート大教授としては、既にアメリカ全土は当然のこと、全世界に名の知られているいわゆる名誉教授である。アレックスとは実は幼少時代を共にした気の合う親友であり、アレックスが気の向くはずのない、人にものを伝授する職業に就いたきっかけもスミス博士なのであった。大学内でもスミシアンと呼ばれる地学マニアのファンも多く、彼の授業に望むべくはるばる南アフリカ共和国やソ連、インドから家族単位で引っ越して抗議に臨む生徒も少なくない。かの有名なオックスフォード大の天文学の講義が暇だからと言って、エンパイア大の彼の講義室に転校してきた生徒もいた。そんな彼と、唯一気兼ねなく会話できる人物がアレックスなのである。

ここまで書いたので、アレックスとスミスの関係も、十分に納得してもらえただろうと思う。

また、いつも陽気で大学一『うるさい』と呼ばれていたアレックスもスミスの性格を知れば、顔負けといったほど、スミスは明るい性格の持ち主で、例え地震で家が全壊しようと全く動じないであろう明るさだった。

そんな彼が「静まって」急いだ様子と書くのだから、どれほどすごいことだったのががよくお分かりになるであろう。

彼は一枚の新聞を切り抜き、汗でビショビショになった手で持って走ってきた。それを見たアレックスは大変驚き、支度中の懐中電灯を放り投げてしまい、懐中電灯を壊してしまった。
「どうしたんだ、急に。我が命綱ともなる電灯様のお命に匹敵するような重大なニュースでもあるのか?」アレックスは少しの怒りと相当の驚きを隠しつつ言った。
「これを見てくれ!世紀の大ニュースだ!」そう言ってスミスは手の平で濡れてしわだらけになった新聞を広げた。そこには大きな字で

400年ぶりの大隕石衝突!!!
   エジプト、サハラ砂漠にて

とあった。アレックスはさらに驚きのあまり、朝と同じコークの瓶をまたまた放り投げてしまい、研究室内はコークのスパイスの匂いで充満した。しかし、勿論アレックスはコークなんかには応じない。

「隕石衝突だ!しかもその隕石から、謎の物質も漏れだしているんだ!」
スミスは叫んだが、アレックスは違うポイントで叫んだ。


「私が行こうとしているエジプトじゃないか!行けなくなったらどうする!!!」

スミスは人生で初めて「天文学と考古学は世界が違うのか…?」と感じた…

しかし、そうでもなかったようだ。アレックスはもう一点についても、深く驚いていた。今回の調査場所ともなる新しい遺跡は…宇宙的な遺跡である。何か関係があるのでは…と、ロマンとうずめく好奇心が交互に頭をよぎっていたのだ。