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けたたましき5分

先ほどまでボクはとてつもなく大変な状況下におかれていた


やっとこさ落ち着いたので先ほどの状況を説明してたいと思う


今月中にまとめないといけない書き物があったため、ボクは夕方頃から机に向かっていた


しばらくすると喉が渇いたので


「アイスコーヒーでも飲むっぺか」


と近くのコンビニへ…


フムフムと品定めをしたあと2~3本をカゴに入れてレジに向かおうとしたときである


目の前の冷蔵庫に昔懐かしい「スコール」という文字が見えるではないか


若い世代の人は



「スコールの何が懐かしいのだ?」



というだろうが、ボクにとってはこの緑のパッケージの「スコール」という飲み物



”中学生時代365日中380本位飲んでいたヘビーローテーション飲料”だったのである



当時のスコールは今のようなペットボトルではなく、緑色のビンの中に入っており、おばちゃんに栓抜きを借りて



シュッポっ!



といわせて爽快に喉を潤し



「愛の~♪スコ~~~ル~~♪」



と鼻歌を歌いながら自転車を立ちこぎしながら



「青春だぜイ!」



などという中学生活を送っていたのだ。



そのスコールが今やコンビニで売られているとは…一瞬目頭が熱くなってしまった



そうしてボクは缶コーヒー2・3本とスコールを3本買って戻り、再度机に向かったのである。


とはいうものの、さっきまで煙草を吸いながらコーヒーを飲む体制になっている口と


あの懐かしい爽快感を求めている脳の葛藤に悩まされ、どちらを飲めばいいものかと


しばし考えることとなってしまった


そこで出た答えが、パソコンを挟んで



「コーヒーを右側」



「スコールを左側」



というまさに最強の2丁拳銃状態でフォーメーションを組んでみたのである



まずはこの年齢でスコールと再会できた喜びを噛みしめるために一服



煙草を吸うとコーヒーが飲みたくなってしまい右手でコーヒーをグビリ



やっぱりウマイドキドキ



いよいよここからが懐かしのスコールである


ご無沙汰しておりますっビックリマーク押忍ビックリマーク


とわけのわからない体育会系のあいさつと同時にグビリ




…ん?



ボクは何ともいい難い爽快感が喉を伝って胃袋に落ち



「愛の~♪スコ~~~~ル~~♪」



と歌う準備をしていたのだが思っていたほど爽快感がない…


これは喫煙をしているため、当時のような味覚が戻っていないせいなのだろうか?


でも、


それはそれで当時煙草を吸うワルにあこがれていた中学生だったボクは



「うーん、当時のワルはスコールをこんな味で飲んでいたのだな」



と、この年齢にして「ちょっとワル」になった気分を味わっていたのである



「さて、そろそろ始めるか」



とタバコを消そうと手を伸ばした拍子に缶コーヒーを倒してしまったのである。



「ひょえ~っあせるえらいこっちゃ!」



漆黒の川となったコーヒーは書きかけの文章がそのままのパソコンにモロに毀れてしまった。



大慌てで左前方に見えた「鼻セレブ」というティッシュペーパーに手を伸ばしたところ



勢い余って今度は左側に置いてあったスコールのボトルを倒してしまったのである。



「ぎょぎょぎょ~あせる」とサカナくんよろしく悲鳴をあげ



「鼻セレブ」の箱をこの世のものとは思えない超高速で掴み、中のティッシュペーパーを引きぬくと



「シ」



となんとも情けない音が・・・



いつものように気持ちよく数枚が引き抜かれる「シャっ!」ではなく



クシャミを無理やり押し殺したような



「シ」



である…



そう、鼻セレブは残り1枚だったのである。


セレブというのであれば残りが少なくなって来た時に



「あと○○枚でごきげんよう」



とか



「紙がなければお札で拭けばいいのに」



などという印刷をティッシュ自体に印刷くらいしておいて欲しいものである



…などといっているうちに


”右側からのコーヒー”と”左側からのスコール”が机の上で合流し、滴り始めてしまった。



ボクはとっさに空になった鼻セレブのティッシュ引き出し口をその滴り始めた机の角に押し付け


机に向かって片膝をつきながら、この2つの大河の相混じった気色の悪い色の液体を受け止めていたのである



滴りを受けとめながらボクは



「なんでこんな目に逢わなければならんのだ?」



と天を仰いだが誰かが助けてくれるわけもなく、


ただただ鼻セレブの箱にたまっていくコーヒーとスコールのブレンドを眺めているしかなかったのである…



鼻セレブよ…肝心な時には空になったが、約300mlのコーヒーとスコールのブレンドを漏らさずに耐えた容器としての耐久度だけはセレブと認めようではないか…




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夏の風物詩

すっかり夏である



昔と比べて多少大きくなってしまい、人の1.2倍くらいは暑がりになってしまい



3月下旬ごろから暑かったので



「一体いつが春だったのだはてなマーク



と思ってしまうくらいボクの場合約6ヵ月間が夏なのである




そんな半年の夏を迎える中、今年は特に省エネ というテーマのもと、扇風機 やうちわなどがよく売れているらしい


ちなみに最近女性でお洒落 な扇子を持っている方をよく見かけるようになった


確かに外出するのにウチワを持って出かけるわけにはいかんだろうし、お洒落カフェ なんかで綺麗なオネーさんが、アイス ・ラテを片手にウチワをバタバタさせるわけにもいかんだろう。


ちょっとお洒落なところではエコとガーリー コンセプト にしたアロマの扇子 などというものもあり、東急ハンズやロフト などでも結構売れ筋の商品になっているようである。



ところで諸君が思う夏の風物詩とは何であろうか?


花火 浴衣 ・西瓜・蚊取線香…あ、ビキニ もね音譜



…とうように様々なものが思い浮かぶはずである



そう、夏は風物詩のオンパレード



キング・オブ・風物詩アップ


なのである



その中でもボクはキングとして”麦茶”をナンバーワン に推しているのである



ダラッダラに溶けそうな炎天下の屋外から帰ってきて冷蔵庫 を開け



キンキンに冷えた麦茶を発見する喜びというのは他に例えようがないのではないだろうかはてなマーク



コップに移すのももどかしく、そのまま容器に口をつけて


ゴキュっ!ゴキュっ!ゴキュっ!



とラッパ飲みするのだ



鼻へ抜けて行く麦の香ばしさ、喉から食道を明らかに温度の違う液体が流れ胃に落ちていくのを感じるのは、銭湯の湯あがりに飲む”フルーツ 牛乳”以上のものなのである。



”キンキンに冷えたビール を飲むのと一緒”



という人もいるのだが、これは似て非なるものなのだ。



今となってはビールは”夏の風物詩”というような夏限定の飲みものではないのだ



さらには”冬物語 ”という冬限定のビールまで出ちゃうくらいなのだから、


キング・オブ・夏の飲み物


ではなくなっちゃていると考えるのである。


そこへいくと麦茶は”夏限定”の飲み物なのではないだろうか


その中でボクは麦茶道の作法の中で麦茶ランクというものを提唱しているのである。


ランクでいうと…



本麦茶・準麦茶・いわゆる麦茶・ギリ麦茶


というような感じである


”でっかいヤカンでグツグツ煮出した後に、キンキンに冷えたヤツ”



これが本麦茶であり



水出し の紙パックで作りました”



というのはギリ麦茶なのである。


そんなランクづけをしていたので、コンビニ なんかで麦茶を買うことなど”麦茶道の禁忌”としていたのだ


しかし先日JR尼崎駅で電車 の乗り換え待ちをしている間、あまりにもホームの気温が高すぎて



フラッフラになってたところ目の前に自動販売機が…



迷わず駆け寄り100円硬貨を2枚投入したところで、ボクはハニワ顔でその場で立ちつくしてしまったのである


12商品中10商品が売り切れでっせドキドキ


つまり”2択”なのである汗



一つは…ファイトービックリマークいっぱ~~~っつ!!でおなじみの商品


エナジーサイクルをどうにかしている場合でもなく、今の現状で憧れの”片手の親指だけでクルクルふたを回して取る”ということもできない であろうし、ましてやこの喉の渇きを潤すには内容量的にかなりの不安がある…



もうひとつに目を向けるとこれがこともあろうに”麦茶”なのである


麦茶道表千家を極めたボクがこのような自動販売機で売られている麦茶に手を出すわけには…



と思いつつも体全体が水分を欲している極限状態であったため


「これは麦茶じゃないビックリマーク麦茶だとは認めんぞビックリマークただボクは水分を補給するだけなのだ!!


と心の中で叫んでその”麦茶”の購入ボタンを押したのである。



押したと同時に、”売り切れ”のランプ が表示



そう…最後の1本だったのである



そうして手に入れた水分補給 のためだけの”麦茶”



「ええ~~い、ままよあせる



と口をつけて飲み始めると…


メチャメチャうまいドキドキ



昔部活が終わった後に飲んでいたあのキンキンに冷えたヤカンに入った麦茶を彷彿させる喉越し、香ばしさ…


こうしてボクの麦茶道千家のこだわりはあっけなく終了したのである


カップルカップル♪

電車に揺られながら、目の前に高校生のカップルが座った


この年になるとこんな若いカップルを見るとホノボノとしてしまうのはオッサンの兆候なのであろうか・・・?


だから、たまには恋愛に関して語っちゃうのもいいじゃない…ということで


30代後半のオッサンが電車の中でLOVEドキドキについて語っているだけでも十分に恥ずかしい光景なのかもしれないが


話はボクが中学生の頃…


何度か書いたこともあるのだが、中学生の頃のボクは


「ふ…人生なんて空しいぜ…」


と渡り廊下でうつろな目で空を見上げながら、ため息をついているのが最高にカッチョイイと勘違いしている芥川龍之介少年であった。


卒業アルバムで指摘されたのだが、ボクが移っているページですべて「右斜め45度」を向いている


「もしかしたらこの少年の首は曲がっているのでは?!」


という”往年の橋幸雄状態”で写っているのだ


当時のボクは最高にそれがカッチョイイ・・・と思っているものだから13歳~15歳の頃の写真という写真はホントに酷いものである


そんな”芥川 幸雄”なボクが恋に落ちたのは中学2年、14歳の夏の頃である


小学生のころはただのイチビリだったボクは中学生になると同時に「クール」を気取ったものだから、小学生のころからの友人たちには


「どこか痛いのか?」


と聞かれる毎日であった。


しかし、ボクの通っていた中学は「二見小学校」「二見北小学校」という”2つの小学校区”から入学という学区であったため、もう一つの小学校から中学に進学してきた女子達はボクの小学生時代を知らないのである。


つまり…イメチェンのチャンスだったわけである


ボクはこの作戦を決行し、生まれて初めて女子から「ラブレター」なるものを受け取ったのである


つまり、マンマと成功したのだ♪


ドキドキしながら「よくこんなカタチに折れたな・・・」と思うような手紙を開き内容を読んでみると


めちゃめちゃ「ハートドキドキ」が多い文章だったのを今でも覚えている


そんな恋愛に免疫のない「元イチビリな橋龍之介」はこの手紙をもらった女の子と付き合う…ということになったのである


今考えるとても恥ずかしいのだが、当時「付き合う」という行為がどういうものかが探り探りだったボクは


完全に彼女にリードされっぱなしだったのである


もちろん手をつないだりするのも彼女からであったし、一緒に帰ろう…などと誘ってくるのもずっと彼女からだったのだ


そんなリードされっぱなしのボクもついに「オトコ」を見せる日がやってきたのである


それは…地元の花火大会


ボク達が通っていた二見地区というのはいわゆる「漁師町」であり海を隔てた向こうには人工的に埋め立てられた島、通称”人工島”(そのままだけどな)があった


この人工島ナメちゃいけない


アサヒビールやパンパースなど名だたる大企業の工場があったりする”人工島で人口爆発”的な島だったのである。


そんな人工島で年に一度開催される花火大会


そこで”オトコ”をみせたのだ♪


人ごみを避けるように高台にある公園のベンチに腰かけた二人…


そう、めっちゃいい雰囲気ドキドキ


いつもは手を繋いでくる彼女は、今日は湯上りの浴衣でなんとも言い難い女性のオーラ満開なのである


花火が打ち上る中…目を閉じた彼女とお互いのファーストキス・・・


そんな淡い思い出を作ったのであるラブラブ


こんな淡い思い出に浸っていたボクは今必死に笑いを堪えているのである・・・


目の前のカップルのカバンに書かれているメッセージ



「トモくん VS ゆうちゃん 永遠にドキドキ




戦ってどうする…